はじめに

伊勢崎市はかつてメディア不毛地帯でした。
どういう意味かといいますと、伊勢崎市のこと、つまり自分たちの身の回りにあるお店や会社やイベント等出来事について、定期的に伝えてくれる、いわば「身近なメディア」が、かつてはほとんどありませんでした。
少なくともアイマップが開局する頃（2000年頃です）、伊勢崎市はそういう状況でした。

今でこそ定期的に発行される無料のコミュニティ誌やクーポンに特化したフリーペーパー、そしてコミュニティラジオ局も開局し、地元の情報について、それこそ各メディアが競争の様に伝えています。
くどいようですが、私達がアイマップを企画した頃、地元の情報に特化した、そうしたメディアはありませんでした。
当然、自分のお店や会社を、メディアを使ってPRしたくても、新聞広告、看板、ＤＭ、チラシ等を選択するしかありませんでした。
（もちろん今でもこれらは有効なＰＲ媒体であることは間違い有りませんが。）

そんな中、私達はインターネットを利用して、「自分たちにとって、身近なメディア。使えるメディア」を作ろうと思いました。
そしてできたのが「アイマップ」なのです。

アイマップについて

アイマップを運営するのは私達「NPOアイマップネットワーク」です。

2000年夏、伊勢崎商工会議所青年部のメンバー＆OB 30人程を中心に結成し、2001年群馬県よりNPOとして認証を受け、同年8月に設立登記致しました。

NPOとは非営利団体のこと。Non Profit Organization の略です。非営利ですので営利を目的としていません。役員もいますが、全員無報酬です。（2012.12現在）
しかし法人格を持っていますので、利益が出れば課税されます。 一般法人同様に納税義務があります。また毎年必ず県に対して事業報告を行います。

事業を継続するために必要なことがあります

ホームページの運営にはお金がかかります。
レンタルサーバー代、サーバー管理代、ホームページの管理料、記事を取材してくれるスタッフに対する謝金等々。くわえて組織を維持していくための、諸々の必要経費…

いくら営利を目的としなくても、最低限の経費はかかるのです。
さらにアイマップをグレードアップさせ、見やすくて使いやすいホームページにするには、利益も多少は出していかなくてはなりません。

当初は自分たちだけでお金を出し合い、運営していこうと考えていましたが、運営していくうちに気が付いたのです。
「それだけでは継続していくことが難しいし、発展がない。幅広く我々の賛同者を募る必要がある。継続していくための、ビジネスモデルを作る必要がある。」と。

そのためアイマップでは活動に協賛してくれる賛助会員様を、幅広く募集することにしたのです。

賛助会員について

賛助会員の皆様からは、会費を頂きます。その代わり私たちは、会員の方々のお店や会社等のＰＲを、お手伝いさせて頂きます。

具体的には、アイマップ内にコンパクトなホームページ（プレイスといいます）をご提供致します。作成は会員自らが行うことができます。とても簡単。ブログ感覚で行うことができます。（アイマップ側が作成することもOKです。ご相談下さい。）

アイマップ内ホームページ（プレイス）では以下のことが行えます。
1. 自店・自社の概略、経歴、特色、サービス、メニュー等々を、文字や写真を使ってブログ感覚で掲載。
2. お知らせページから、リアルタイムにＰＲができます。
　例えば、新商品、新メニュー、新サービスなどの情報、大安売り情報、アルバイト募集等々、自らがＰＲしたい情報の掲載。（掲載情報はアイマップトップに表示されます。）
3. お問い合せフォーム利用できます。
　メールアドレスを公開することなく、ご覧になった方からお問い合わせメールを受け付けることができます。
4.アイマップ内にあるバナー広告蘭の利用（別途お金がかかります。）

以上、プレイスでは独自ホームページの様に何でも自由にできるわけではありませんが、コンパクトながら最低限の情報を盛り込みます。そして何よりアイマップという伊勢崎市に特化した人気のあるホームページ内に、自店・自社の情報掲載ができます。しかも、内容は自由に自らが変更できる仕組みになっています。

結びに

よく私達は「伊勢崎市には何にもない。」という趣旨のことを耳にします。でも、本当にそうでしょうか？なぜそう思うのでしょうか？もしかするとその裏には、既存の大手メディアの力があるのかもしれません。

例えば、 銀座にオープンしたユニクロのことは知っているけれど、同じ町内に昨日オープンしたレストランについては全く知らない。
これは東京キー局の大手メディアをいつも目にしている、 関東圏に住む我々にはありがちなことですよね。関東以外ではあり得る、同じ町内のお店のＣＭがテレビ（群テレ以外）で流れることって伊勢崎市ではあまりありません。
少し前までコミュニティＦＭでさえ開局が困難だった北関東は、メディア不毛地帯と呼ばれていました。だからこそ私達は、自分たちの住む街のことを教えてくれる自前のメディアを作りました。そうすることで、そこに住む人達が街を知り、街がもっと元気になると思ったからです。それを見た外部の人達が伊勢崎に集い、賑わいが出ると思ったからです。 そしてそういうメディアを運営することで、自分たちも一緒に元気になれると考えたからです。我々は大手メディアがとりあげない、地元の情報を取材し、取り上げ、自分達の責任のもと、定期的に情報発信しています。それは大きなビジネスにはつながりませんが、地元を活性化させるには意味のあることだと思います。

是非、私達と一緒に伊勢崎市をもっと住みやすく、もっと元気な街、もっと誇れる街にしていきませんか？アイマップを継続させてくれる 一助に、賛助会員になっていただけないでしょうか。

アイマップネットワークからのお願いです。

ＮＰＯアイマップネットワーク 一同
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