「伊勢崎アルゼンチンタンゴ同好会」は、前橋本部教室を中心に県内にタンゴダンスの普及を目的として昨年10月に発足したタンゴサークルで、伊勢崎市文化会館で活動しています。
みなさん「タンゴ」と聞くと、情熱的なショーのような「ステージタンゴ」を思い浮かべるでしょう。トミナガ先生教えているダンスは「サロンタンゴ」という 初心者の方でも踊りやすいダンスです。アルゼンチンタンゴ発祥の地は約130年前の首都、ブエノスアイレスの港町ラ・ボカ地区の酒場。スペイン,イタリア の貧しい移民たちが歌い踊ったのが始まりとされているそうです。
群馬で開かれたタンゴのショーに出会い、バンドネオンの哀愁漂う音色と踊りに魅せられた先生は県内で教室を探しましたが1つもなく、練習に東京の青梅ま で通ったという情熱的な方です。そして今年でダンスを始めて5年目。都内では盛んに踊られているタンゴを群馬や北関東で広めようと、昨年1月、前橋に TAG(タンゴアルゼンチーノ群馬)を設立、その後高崎、伊勢崎で教室を始めたそうです。
伊勢崎教室では、初心者を対象に練習をしています。記者が見学した日は、男性が女性を一歩一歩正確にリードする練習を行っていました。トミナガ先生は「サ ロンタンゴは誰でも踊れるダンスです。『タンゴは2人で踊るものではなく、ペアで踊るものである』という言葉がタンゴの本質だと思いますね。」と語り、実 際にダンスを見せてくれました。
初めてペアとなった人とでもお互いに楽しく踊れるよう心がけ、上手にリードできる男性はアルゼンチンでは尊敬されるそうです。先生は「3月に開催した伊 勢崎の無料体験会では20、30代の女性が集まりました。男性もぜひ参加し、タンゴの魂(コラソン)を感じて欲しいですね。」と話しました。また、同教室 主催のタンゴを踊るサロン(ミロンガ)を4月は前橋で「夜桜ミロンガ」、7月は群馬会館で行うそうです。みなさんも哀愁ある曲で大人のダンスを踊ってみま せんか。
・先生のお名前:ケン・トミナガ先生
・お問合わせ先
「タンゴアルゼンチーノ群馬(TAG)事務局」
事務局専用:TEL 090-7222−6605
※練習日、月会費など詳細は直接お問合わせ下さい。
取材日:H20年3月
imapの教えて先生!
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