伊勢崎市図書館で5月5日、劇団「貝の火」の人形劇が行われ、子供たちや家族連れが楽しみました。
5月5日の「こどもの日」に伊勢崎市図書館2階集会室で東京都府中市からやって来た劇団「貝の火」の人形劇が公演されました。
まず初めに「七匹のこやぎ」 このお話は、やぎのお母さん買い物に出かけ、その留守におおかみが現われ6匹のこやぎを食べてしまうお話。
この人形劇はお母さんやぎからおおかみまで1体で作られた人形を使い、1人で演じられました。やぎのお母さんのセリフが終わるとクルッと人形をひっくり返して、おおかみやこやぎ達が現われます。そして子やぎたちがおおかみから逃げ、隠れる場所はお姉さんのエプロンのポケット。ちょっとまぬけな表情のおおかみが愛嬌たっぷりで子供たちは大喜びでした。
さてさて次は「さるかに合戦」 かわいいカニの親子が浜辺で塩を作っていると、おにぎりを見つけます。そこへお腹を空かせたずる賢いサルがやって来て、柿の種とおにぎりを交換しようと持ちかけます。カニは手に入れた柿の種を植え、懸命に世話して柿の実ができますが・・・・・・。
可愛いカニの親子や顔を真っ赤にしたサルが活き活きと動きまわり、絵本の世界を目の前で表現してくれました。途中、小さな子が立ち上がりステージに駆け寄る場面も。お馴染みの昔話ですが、個性的な人形たちが繰り広げるとても面白い舞台でした。
最後は、演じていた皆さんが人形をもって舞台の前に。子供たちは人形たちと握手や写真を撮って触れ合いました。 このような催しで図書館に小さな子供たちが気軽に通い、本の好きな子供たちが更に増えるといいなと感じました。
伊勢崎市図書館では、今後も紙芝居や市民読書会、夏休みの催し物もあります。ぜひ図書館へお出かけ下さい。各催しの詳細は、図書館入口掲示板や広報「いせさき」等をご覧下さい。
取材日:2009年5月5日/アイマップfuru