読書の街いせさき推進事業 オカリナと朗読による「命のうた」公演
オカリナと朗読で優しい時間を過ごしました
伊勢崎市の皆さんによる公演
訪れた方々は、オカリナの調べと名作の朗読で心和む優しい時間を過ごしました。
第1部では「伝えたい、子供たちの心へ、そして日本人の心に〜」と題して、子供たちに大人気の宮崎アニメの曲「魔女の宅急便」や懐かしい童謡が、第2部では「祈りたい、たくさんの幸せを〜」と題して教会音楽の「アヴェ・マリア」「星の世界」が演奏されました。オカリナの素朴な音色が奏でるいつも違うアニメソングや静かな教会音楽を子供たちも楽しんいました。
演奏の合間、栗原さんのオカリナについての話も聞くことができました。
オカリナという楽器が最初に作られたのは1853年のイタリア。材料は土を使い、手作りするそうで、156年前からずっと手作りで作られているそうです!!
栗原さんは、昭和63年より前橋にて火山久氏の指導を受けました。以来20年、各地で演奏や指導をされてきたそうです。栗原さんはオカリナの魅力について
「土が素材であることで、この楽器の音色は人、生き物が持つ何かとつながっている気がします。そのため、人々にしみる音色なのだと思います。」と語っていました。
客席からも「なんだろうね。本当に懐かしい何とも言えない音色だよね。」と話す女性たちの声が聞こえ、みなさんオカリナの演奏をじっくり味わい、鑑賞している様子でした。
1人読むのと違う味わい
この催し物を主催した赤堀芸術文化プラザ館長、鴨田さんは
「栗原さんとお知り合いになったのは、昨年のイタリアのオカリナ演奏者ファッビオ・ガリアーニ氏の演奏会の時です。そのご縁でこの演奏会を催すことができました。
とても素敵な演奏と朗読で、素晴らしいものになりました。みなさんも、この素敵な時間を大切にし、ご自宅まで優しい心をお持ち帰りください。」と語っていました。
取材日:2009年5月17日 /アイマップfuru
記事内容の二次利用について
本サイト上に掲載されている写真・記事等を無断で二次使用することを禁じます。
二次利用を希望される方はこちらから必ずアイマップへお問い合せ下さい。