2月1日(金)・2日(土)の2日間にわたり今シーズン唯一となる群馬クレインサンダーズの試合(対戦相手は金沢武士団)が伊勢崎市民体育館で行われました。2日は伊勢崎市内の有志による屋外イベント「i♥ISESAKI(アイラブイセサキ)」が行われ、節分の豆まきや子供向けの様々な出店、体験イベントが行われました。 当日は改装工事中だった伊勢崎市陸上競技場のこけら落としの式典や駅伝大会もあり会場はたくさんの子供で賑わいました。特に体験イベントではボルダリング体験や塗り絵、体幹トレーニング体験、フリースローなど無料イベントに多くの子供が参加し、節分イベントでは伊勢崎VYSによる節分の紙芝居や豆まきに会場が盛り上がっていました。 体育館前に並んだ出店・キッチンカーエリアではハンドメイド小物の販売の他に似顔絵やリップクリーム作りなどもあり子供から大人まで楽しんでいました。お昼時ということもありキッチンカーも賑わい、お昼を回った所で売り切れになるキッチンカーも。
群馬クレインサンダーズの試合はというと、前回のホーム戦で連敗したこともあり不安もありましたが、伊勢崎限定のブルーのユニホームで戦った今回は連勝!東地区単独首位の座を守っています。初日(2月1日)は前半から点差を広げ終わってみれば101vs47と大差をつけての勝利でしたが、2日目(2月2日)は前半から相手にリードを許す展開で後半は大接戦、最後までどちらが勝かわからない展開でしたが3点差で勝利と目が離せない試合でした。会場に応援に来た皆さんも応援に熱が入り体育館が大歓声に包まれていました。 プロバスケの試合は会場内の盛り上げ方などが他のプロスポーツと大きく違います。会場MC、音楽、演出が全てホーム(開催地)よりになっていて試合中常に何らかの音楽や掛け声が鳴り響きます。試合前の応援練習やMCによる説明、タイムアウト(休憩)時などのチーム専属チア「クレイサーズ」の演出、群馬クレインサンダーズ応援ユニット LTC (Love The Crane)など多岐にわたり来場者を飽きさせない工夫が盛りだくさんです。よく「ルールがわからない」という話を耳にしますが、ルールがわからなくても十分楽しめるのがプロバスケの魅力でもあります。
前述したように群馬クレインサンダーズはシーズンの2/3を消化して東地区で首位。このまま地区優勝、そしてプレイオフでリーグ優勝も狙える位置にいます。 しかし今シーズンの群馬クレインサンダーズは観客動員数に苦戦していてリーグ規定により「平均観客動員数1500人」以上でないとたとえ2部で優勝しても1部昇格ができないとのこと。小中高生無料(2F自由席)ですので伊勢崎で熱い試合を見た皆さんは是非他の会場にも足を運んで応援に行ってみましょう。 詳しくはこちらをご覧ください 群馬クレインサンダーズ(リンク)
2019.2.2 編集長