ターキッシュエアラインbjリーグ2014-15シーズンのプレイオフ進出を決めた群馬クレインサンダーズは、イースタンカンファレンス首位、秋田ノーザンハピネッツを相手に秋田市民体育館でプレイオフ1stラウンドを戦った。 対戦結果は、1日目 61対96、2日目 78対117と秋田ノーザンハピネッツに力の差をみせつけられる形で完敗した。初日は、1クォータ中盤までロースコアとお互いに決め手を欠くゲーム展開のなか、1クォータ終盤以降秋田の3ポイントシュートで点差を広げられてしまう形となったが、2クォータ終了時点では33対50と後半の出来次第で勝敗の見えないゲームであった。しかし、レギュラーシーズン通してハーフタイム後の3クォータを持ちこたえるかがゲームの勝敗に左右する群馬は、12対24と秋田に大きく点差を付けれてしまう形となり、4クォータに追い上げを見せるも秋田の大量リードの前には及ばなかった。 2日目は序盤から秋田に主導権を握られるゲーム展開となり、2クォータを終えた時点で30点の大差を秋田に付けれれてしまった。3、4クォータは群馬も秋田に対しほぼ互角といってもよいゲーム展開を見せたが、前半にリードされた点差をつめることが出来なかった。 1日目、2日目を通して、打てば決まるといった印象すら感じた秋田の3ポイントシュート、最後の最後まで徹底的にマークし食らいつくディフェンス、攻守共に優れ、バランスの取れた秋田の強さをまざまざと見せつけられた。 プレイオフは1stラウンドを終了したばかり、今の時点でファイナルを制するチームを語るのは時期尚早と分かっているが、この秋田の優れたチーム力を見て、ファイナルを制する可能性の高さを感じた。
群馬クレインサンダーズ オフィシャルフォトグラファー 清水 和弘