三軒屋遺跡は古代佐位郡の役所跡であり、八角形の特異な形態の倉庫が見つかるなど全国的にも非常に注目されている遺跡です。遺跡の国指定史跡を目指し、現在範囲確認調査を行っていますが、普及・啓発事業の一環として講演会を開催するものです。今回の講演会では調査報告として今年度の調査成果の報告をし、講演としては古代佐位郡の豪族に焦点をあてて実施します。そして考古学、文献両側面から郡の役人になりえた地方豪族の実態についてご講演いただき、三軒屋遺跡や関連する遺跡等の重要性を再確認してもらうことを目的としています。
・日時 平成20年11月22日(土)13:00〜16:00
・場所 絣の郷 円形交流館4F 多目的ホール
・定員 200人
・調査報告、講演
・参加費 無料
・申し込み 不 要
・問合せ先 文化財保護課
須長 0270―24−0966
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http://www.imap.ne.jp/news/cat3/070420sangenya/
●開会13:00〜
調査報告 13:05〜13:30(報告20分・質問5分)
「三軒屋遺跡―第14次調査の成果―」
井出浦 崇(伊勢崎市教育委員会)
講演1 13:30〜14:20(講演45分・質問5分)
「伊勢崎の終末期古墳と古代豪族―多田山古墳群の調査報告からー」
深澤 敦仁 氏(群馬県教育委員会)
講演2 14:30〜15:55(講演80分・質問5分)
「地方官衙と古代豪族―三軒屋遺跡と檜前部君氏を中心にー」
佐藤 信 先生(東京大学大学院教授)
●閉会16:00
伊勢崎市役所ホームページ
取材日:2008年11月/アイマップ furu