これまでのｹﾞｰﾑでは相手ﾁｰﾑのｿﾞｰﾝﾃﾞｨﾌｪﾝｽへの対応に苦しんでいた群馬ｸﾚｲﾝｻﾝﾀﾞｰｽﾞだった｡今回の1戦（初日）では仙台89ERSのｿﾞｰﾝﾃﾞｨﾌｪﾝｽに対して､早いﾎﾞｰﾙ回しで対応し好調なｽﾀｰﾄを切った｡1Qはほぼ互角な23対22と群馬ｸﾚｲﾝｻﾝﾀﾞｰｽﾞがﾘｰﾄﾞ｡2Qに入っても友利､ｼﾞｬﾒｲﾝ･ｸﾞﾘｰﾝの活躍などで仙台89ERSに対して食い下がり､43対44と仙台89ERSに1点差でﾊｰﾌﾀｲﾑへ｡これまでのｹﾞｰﾑで3Q､4Qで失速する傾向のあった群馬ｸﾚｲﾝｻﾝﾀﾞｰｽﾞだが､ｽﾆｰﾄﾞのｺﾞｰﾙしたでの粘りやﾃﾞｨｸｿﾝの活躍などﾁｰﾑ一丸となって仙台89ERSから勝ち星を得た｡初日は91対87ときん差であるものの見ごたえもあり､終盤まで安心できるｹﾞｰﾑ展開となった｡

2日目は､ｲﾝｻｲﾄﾞのｽﾆｰﾄﾞにﾎﾞｰﾙを集める展開で仙台89ERSに対して7点ﾘｰﾄﾞの17対10で1Qを終えた｡出足のｹﾞｰﾑ展開からこの日の勝ち星もと期待を寄せたが､2Qに入って仙台89ERSが徐々にﾍﾟｰｽをつかんで行く｡ｲﾝｻｲﾄﾞを固めた仙台89ERSに対して攻めきれない群馬に対して､仙台が得点を積み重ね19対30と2Q､仙台89ERSに大量の得点を許してしまった｡結果として2Qに攻め切れなかった群馬ｸﾚｲﾝｻﾝﾀﾞｰｽﾞは､この日仙台89ERSに84対86と僅差で敗れてしまった｡

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