今年で101回目を迎えた豊武地区の伝統行事、「豊武神社の節分祭」が、2月4日(土曜日)行われました。 豊武神社の節分祭は、数え年42歳の年男達が、1年以上かけて計画、資金調達、準備と、すべて自分達の手で取り仕切って行う伝統行事。当日の午前中は、威勢よいかけ声で「鬼は外、福は内」と、地区の家々を回っては、年男たちが豆まきを行い、途中にある幼稚園や保育園では、園児たちと一緒になって豆まきも。 午後3時から行われた豊武神社の豆まきには、年男たちの福にあやかろうと沢山の人たちが集まり、会場で行われた抽選会にも長蛇の列ができるなど、今年も多くの人たちで賑わっていました。 勢い良く巻かれた豆には、年男たちの1年の苦労と、訪れた地区の人たちに対する感謝の念など、様々な思いが伝わってくるように感じました。
毎年、節分祭りでは、工夫が凝らされた催し物が行われる。今年は、何処と無く何時もと違う雰囲気が・・・。 それは、群馬のアイドルユニット「AKG」によるステージがあったため、いつもと違う雰囲気が会場に漂っていたのです。AKGを見ようとつめ掛けた子供たち、目的はAKGのはずが、それが一変。親衛隊の姿で踊るAKGのファンに、子供たちは、あっけにとられてしまったような感がありました。
毎年行われる抽選会や幼稚園児による太鼓の演奏より、会場に詰め掛けた人たちの記憶に残るのは、今年はAKGファンの強烈な踊りだったのかもしれません。それくらい熱烈なファンがいて、地方発のアイドルに注目が集まっているということなんでしょうけれど・・・