この日は、寒波到来で冷え込み厳しく、時折吹く風が身に応えた。
リハーサルは、10時から、本番会場でもある伊勢崎神社で始まり、関係者は白装束を、当日の花を飾る「ミスひまわり」も巫女の姿に身を包んで行われました。
焼き饅祭の前に行われる行事の安全とその年の安泰を願っての祈願。リハーサルでは、玉ぐし奉納や神前で清められた焼き饅頭の手渡し方など、進行に沿って一通りの説明と確認が行われました。
焼き饅祭当日、一般の方が目にするのはこの後から。
年男年女を代表する4人による焼き饅頭への筆入れからとなります。リハーサルでも当日と同じ様に、代表4人による筆入れ、お披露目の仕方が事細かに確認されていました。
焼き饅頭を焼き上げるまでには、色々な苦労があり、その一つが、普通の焼き饅頭300個分に相当する巨大な饅頭へ串を入れること。リハーサルでもなかなか通らない串に悪戦苦闘。
もう一つが、焼き饅頭を焼く際に裏返す事。関係者の息が合わないと、饅頭が落ちたり、ぐちゃぐちゃになったりしてしまう大事な工程。リハーサルでは、今まで和やかだった雰囲気も一変するほど、裏返す際の持ち方や相手方との持ち替えなど、真剣な説明と表情で取り組まれていました。
そして、何といっても、行事の花、ミスひまわりによる味噌ダレ塗り。
ミスひまわりは、大きな筆での慣れない味噌ダレ塗りに悪戦苦闘。3人で塗り方などを真剣にアドバイスし合う姿も会場にありました。
当日の速やかな進行は、こうしたリハーサルが行われるからこそなんですね。
当日こうした点にも着目してご覧になると、違った見方もできて面白いかもしれません。
リハーサルでは、TBSからロケハンが下見に来てました。
本番当日は、朝の番組、薬丸さん出演の「はなまるマーケット(TBS)」の放映収録も行われます。
◆上州焼き饅祭◆
日時:1月11日(水)
●大串まんじゅう(直径55cm):14:00〜
●あんこ入り焼きまんじゅう体験:16:00〜(先着250名)
場所:
大串まんじゅう・・・伊勢崎神社
主催:いせさき焼きまんじゅう愛好会
問合せ:伊勢崎市観光協会0270-24-5111
(伊勢崎市経済部文化観光課内)
関連リンク:いせさき初市・上州焼き饅祭