春は別れと新しい出会いの季節、今年も玉村町角渕と高崎市新町を繋ぐ岩倉橋付近の烏川に飛来して冬を過ごしていた白鳥たちが、北へと旅立っていきました。 2月下旬のある日の午後、北帰行を控えた白鳥たちに会おうと、シャッターチャンスを狙って望遠レンズを構えるカメラマンや、スマホで動画を撮る人、ウォーキング途中に鑑賞に立ち寄る人、白鳥を見に来たのに石で遊ぶことに熱中しちゃう元気いっぱいのちびっこ(笑)など、多くの方が烏川河川敷を訪れていました。
パッと見で50羽くらいの白鳥がいたように見えましたが、これからの長旅に備えてかみんなのんびり過ごし、名残を惜しんでいるかのようでした。 白鳥はとてもデリケートな渡り鳥で、嫌な思いをしてしまった場所には戻らないと言われていますが、来年もまたこの場所で、たくさんの白鳥の姿が見られるといいですね♪
アイマップをご覧になっている方の中にも、新しい生活で群馬を離れたり、これから群馬に移り住む…という方もいらっしゃると思いますが、「何にもない(笑)」といわれがちな群馬にも、身近にこうして毎年渡り鳥が訪れる自然豊かで素敵な場所があること、そんな場所を大切にしている方がたくさんいることも、魅力のひとつに感じていただけたら嬉しいです(^^) 『烏川白鳥飛来地』 玉村町角渕(岩倉自然公園付近烏川河川敷) 取材:2022年2月26日 アイマップ/Rimika