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七夕展開催中
7月7日は小学生のみなさんも見学に来ていました

7月7日、小学生児童たちも来館

館長の板橋さんの説明を聞く赤堀小の皆さん
館長の板橋さんの説明を聞く赤堀小の皆さん
昔は木のお風呂だったんだよ 
養蚕の「アネサマ人形」などをスケッチ 
1階展示室、こちらでもスケッチ 

 蒸し暑い季節が続きますが、もう7月。「いせさき七夕祭り」も間近ですね。伊勢崎市赤堀町の赤堀歴史民俗資料館では、7月12日まで「七夕展」を開催中です。
各地の変わった七夕飾りや、七夕の由来を展示しています。来館者に願い事を書いて飾ってもらう短冊も用意されています。


 記者が訪れた7月7日には、赤堀小学校の4年生の児童のみなさん110人が来館していて、グットタイミング。
 子供達は、2階の常設展示「カイコと暮らし展」で木製のお風呂や陶器製の湯たんぽ、かつて伊勢崎市で盛んに行われていた養蚕に使用した道具などの説明を受け、メモやスケッチするなど興味深々で展示を見ていました。

 また、この日はちょうど七夕の節句。子供たちも短冊に願い事を書き込み七夕飾りに飾ってもらうことに。思い思いの願いを短冊に書き込んでいました。

 館長の板橋さんは児童のみなさんに
「今日見学したことを家族とお話してみてください。それから皆さんに書いてもらった、短冊もちゃんと飾りますのでまた見に来てください。
 夏休みの8月4日から9日までの6日間、勾玉作りの教室も開催します。ぜひ来館してください。」と話していました。

それぞれの節句には意味が

来館者も短冊に願いを書いて飾れます 
北二小の皆さんも見学に来たそうです 
七夕についての説明を聞く赤堀小の皆さん 
きれいな飾りに興味深々 

 七夕はかつて、「棚機(たなばた)」と書いたそうです。同館の資料によると、水辺に張り出した仮小屋の中で、神様がやってくるのを待ちながら、棚機(たなばた=織機)の前にすわって、聖女が神御衣(かむみそ)を織った。たなばたは「棚機女(たなばたつめ)」の略であったそうです。
 この言伝えが中国の年中行事と合わさり、時代の流れとともに現在の「七夕」になったようです。伊勢崎市は古くから養蚕の盛んな街でしたので、七夕のお祭りも大事な年中行事だったのでしょう。同館の展示は、昔の農家の玄関にかざられた七夕の写真も展示されていました。
ほかにも、各地の珍しい七夕飾りや1階の天井につくほど大きな竹に飾りが作られています。
ぜひ七夕の飾りを見にお出かけ下さい。
 

取材日:2009年7月7日/アイマップfuru



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