端午の節句展
子供の健やかな成長を願って
兜や槍、きらびやかな飾り
1階、2階の展示スペースに兜や鯉のぼりなどが飾られています。
爽やかな季節になりましたね。5月で思い浮かぶのは5月5日の「子供の日」今では「子供の日」となっていますが、かつては「端午の節句」と呼ばれていました。端午の「端」とは(はじめ)、「午」は(うま)を意味しています。午(ご)と五(ご)の音が一緒であることから、毎月五日の日を指すようになり、のちに5月5日を指すようになり、五節句(正月7日人日(じんじつ)、3月3日上巳(じょうし)、5月5日端午(たんご)、7月7日七夕(しちせき)、9月9日重陽(ちょうよう))の1つとなったそうです。
また、この時期は季節の変わり目で病気などで体調をこわす人が多かったそうで、病気や災厄をさけるため、鍾馗(しょうき)様という病魔から子供を守ってくれる鬼神の絵や人形を飾ったり、解毒作用のある菖蒲を使った菖蒲湯に浸かったそうです。
同資料館には、鍾馗(しょうき)様を描いた織物や子供の健やかな成長を願う兜や槍、昔話の金太郎や桃太郎の掛け軸などが展示されています。ぜひご覧にお出かけ下さい。
歴史に関する展示や講座を開催
●資料館主催の展示、講座のお知らせ●
「古墳時代豪族居館・今井学校遺跡2008年度調査成果報告展」
平成20年4月〜5月、及び8月に新潟大学考古学教室が今井学校遺跡(赤堀今井町)の学術発掘調査を実施しました。同研究室では、出土遺物の整理を進め、市民に地域の古代史の理解を深めてもらうことを目的に、資料館との共催により、報告展と特別講演会を開催するそうです。
期日: 5月4日(月)〜5月24日(日)の18日間
会場:赤堀歴史民俗資料館 2階ホール及び展示室の一部
【特別講演会】
日時:5月16日(土)午後1時30分〜3時30分
演題:「古墳時代豪族居館・今井学校遺跡―2008年度の調査成果からー」
講師:橋本博文さん(新潟大学教授)
定員:35人 (受講料 無料)
申し込み:電話にて申し込みを受付けます。(午前9時〜午後5時で4日を除く月曜と7日は休館)
問合せ:伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館
TEL0270−63−0030 FAX0270−63−0087
赤堀歴史民俗資料館HP
取材日:2009年4月26日/アイマップfuru
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