伊勢崎市の東上之宮町にある倭文神社(しどりじんじゃ)で行われた田遊びへ行ってきました。 倭文神社の田遊びは毎年1月14日に行われる田植えの予祝行事(前祝い行事)で、地区の祭員が笹竹を振りながらご神歌を奉唱し鳥居と拝殿を三往復するという珍しい行事。この田遊びのご神歌は「えーとう、えーとう」で始まり「一本植えれば千本になる とうとうぼうしの種」で終わる、中世期からの貴重なもの。 行事の進行は、笹竹を振りご神歌を奉唱しながら三往復を終えると、町内を巡行したあと、また鳥居に整列し、鳥居と拝殿の間をまた三往復しながら奉唱する。 この行事のため、地元の人たちで編んだという、鳥居や拝殿に飾られた立派なしめ飾りに、伝統を守り続ける強い熱意と思いを感じ、地区の人たちの温かさにも触れる事ができました。