伊勢崎市の新春行事「いせさき初市」と「上州焼き饅祭」が1月11日に行われました。 今年(2016年)の初市は、お昼を少し回った頃には多くの人で賑わい、午後2時から始まった上州焼き饅祭の会場(伊勢崎神社の境内)でも溢れんばかりの人で賑わい、早々に入場制限が行われるほど。 上州焼き饅祭は、その年の年男、年女4人が、直径約55センチ、重さ5キロ(普通の焼き饅頭300個分)もある巨大なまんじゅうに、食紅をつけた筆でそれぞれ一つずつ願文字を書き込み、炭火で焼き上がった饅頭(巨大まんじゅう4個を竹串にさしたもの)の面に、巫女役のミスひまわりが味噌だれをぬり、できあがったものが参拝者に振る舞われる「福饅神事」。 今年の年男、年女4人が筆で書き記した文字は「挑」「共」「成」「飛」の4文字。例年なら8個の饅頭を、2回に分けて焼き上げ、参拝者に振る舞われる「福分け」も、今年は祝日のため、多くの人が見込まれることから計3回(12個、約1200人分?)行われました。福にあやかろうと参拝した人たちで長蛇の列を成し、切り分けられた饅頭が足りない程大盛況となりました。