伊勢崎市赤堀磯町の小菊の里が見頃を迎えています。小菊の里は市内で一番標高の高い峰岸山(標高168.3メートル)の南斜面を利用して「小菊の里つくりの会」が2万株の小菊(玉菊)を植栽しています。
山の南斜面一面にピンク、白、黄色などのカラフルな小菊がきれいに並んで咲いています。この2万株の小菊は地元ボランティアの方々が毎年丹精込めて咲かせているもの。秋の青空の下、たくさんの小菊がまるで大きなキャンバスに描かれた絵のようです。
この美しい小菊の里、地元ボランティア「小菊の里つくりの会」の方々が4月頃から花の咲くこの時期までの間、草取りや耕運機を使い維持管理しています。しかし、大型機械を使って作業出来る人数が少ないこと、さらには同時期が農繁期にあたるため小菊の里の作業が大変な負担となっているそうです。以上の理由から小菊の栽培・展示を今秋限りで取りやめる可能性もあるそうです。伊勢崎市の花の名所の1つとして有名な”小菊の里”。記者も大変な手間がかかっていることを再認識しましたが、なんとか来秋以降も存続して欲しいと思いました。
小菊の里の会場には見晴らし台が作られています。台の上から見ると、赤い菊の部分が何かの形に。下で見ると図柄が大きくわかりにくいので、台に上がって見て下さいね。
今年は「全国緑化ぐんまフェアinいせさき」のサテライト会場になっています。今週19日、日曜日にはあかぼり小菊の里まつりも開催されます。ぜひお出かけ下さい。では今の様子を写真でご覧下さい。
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取材日:2008年10月16日/アイマップfuru