5月20日(日)、利根川流域住民の交流を目的に渡船フェスタが開催されました。 この島村渡船は、利根川で南北に分断された島村地区を、交互に行き来する渡し舟で、江戸時代中期ごろから交通の要として続いています。現在も、流域では珍しい渡し舟を利用する人も多く、伊勢崎の貴重な歴史的資源とも言えます。今年(2012年)の4月から、県道の一部として群馬県の管轄におかれていた島村渡船が、伊勢崎市へ移管となり市道に変わった年でもあります。 毎年恒例となった渡船フェスタは、河川敷に設けられた臨時の駐車場も満車となり、近隣では交通渋滞が起きるほど沢山の人たちで賑わっていました。催し物もマス釣りや魚の掴み取りといった水と親しむイベントのほか、地元の各種郷土芸能など催し物も多彩で、中でも渡船の乗船や自衛隊による利根川遊覧は長蛇の列を成していました。 催し物の一つ、魚の掴み取りでは、ビチョビチョになりながら必死に魚を追う子供たちの姿が、小さい頃の自分自身を思い出させ懐かしくも思えた。 渡船フェスタは、毎年5月の第三日曜日に行われます。来年もぜひ沢山の人にお越しいただけたらと思います。