8月9、10日に開催された「いせさきまつり」 2日目の10日、日曜日はメイン会場の大綱引きからスタート。 矢内市長、来賓の方々、ミスひまわり2008のみなさんも参加し、辻薬局前交差点の東西に置かれた大綱を精一杯引っぱりました。2回行われた綱引きは、それぞれ1回ずつ勝ち、両者引き分け。祭りの縁起いい幕開けとなったようでした。
さあ、次はお待ちかねの「みこしコンクール」 今年の参加チームは子どもみこしが23チーム、大人みこしが13チーム。お祭りが大好きな子どもや大人たちが本町通りに集合。威勢いい掛け声と調子でおみこしを担ぎ、披露されていました。審査会場周辺は大勢の観客が押し寄せ、かわいい子どもみこしや、粋な姿の大人みこしに魅了されていました。また、交差点中央に進んできたおみこしには威勢良く水をかけ、夏祭りムードもどんどん盛り上がっていきました。
「みこしコンクール」の熱気ムンムンのメイン会場からちょっと一休み、その他の会場へ。いせさき明治館では「紅型(びんがた)に魅せられて」と題し、沖縄を代表する伝統的な染めの技法により作られた着物や浴衣、バック、掛け軸などの作品が展示されました。沖縄の明るい日差しと海を連想させる鮮やかな色彩の図柄は和、洋を選ばず、着物やエプロン、バックによく合い、伝統的な技法の中に“大人可愛い”を感じる作品展でした。
「いせさきまつり」のお楽しみはやはり大抽選会。うちわが抽選券のくじです!今年で11回目となる抽選会、今年もたくさんの豪華賞品がそろっていました。2時から始まった抽選会も4時頃には「本日のうちわの販売は終了間近! 残りあと30本で〜す。」のアナウンス。お客さんたちも記者も慌てて買い抽選しました。今年、2日間で用意されたうちわの数は約6万5,000本。記者は恒例のジュースでしたが、中には豪華賞品の大きな箱や植木鉢を抱えた方を何人も見かけました。当選された方おめでとうございます! 来年はあなたに当たるかもしれません。ぜひ上半期の運だめしを。
夕方4時半、本町通りの群銀周辺には、粋な半被姿の担ぎ手がどんどん集まってきました。お客さんも「百人みこし」の始まりを待ち、本町通りは人で満杯になっていきます。そして開始式、お払いの後、いよいよ始まりです。このおみこし重さは約1トン。総勢約700人の担ぎ手により交代でおみこしを担ぐそうです。先頭のゆっくりとした歩みとは、反対にみこしは威勢良く揉まれ、熱気とごった返す人の波の中、目の前を通り過ぎていきました。
今年で3回目となる「百人みこし」 いせさきまつりもこのイベントで最高潮に達し、2日目のにぎやかな夜をむかえたことでしょう。
取材日:20年8月10日/アイマップfuru