山王道 本妙寺 鬼子母神祭
鬼子母神で子どもの健やかな成長を願う
鬼子母神祭りは、毎年11月の第4土曜日、日曜日に、子供の健やかな成長を願う神祭として行われています。
撮影でお邪魔した27日(土)は、門前から鬼子母神堂へと威勢のよい掛声とともに、クルクルとまといを廻しながら練り歩く7組の万灯行列と、鬼子母神堂の前での披露されるまといが見どころで、この日もまとい捌きとその勢いが見事でした。
門前からお堂に通じる参道の両脇に並んだ露天商には、日が暮れを待ち兼ねていた子どもたちが列をなし、夜7時近くになると地域の人たちが集まって、境内が人の山となっていました。
鬼子母神って何?
元々は、鬼神「般闍迦」の妻で、数多くの子の母でありながら他人の子どもを捕えて食べてしまう事から、この鬼女のでき愛する末子を釈迦が隠し、子を失う母親の苦しみを悟らせて、仏教に帰依させたといわれています。この事からその後子供と安産の守り神となったといわれています。
鬼子母神は、500人(一説には千人または1万人[Wikipediaより])の子の母であったと云うから驚きです。現代でこんなにいたら少子化問題も少しは助かりますね。
取材日:2010年11月27日/清水
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