10月17,18日に伊勢崎市中心街にあるいせさき明治館前の通りで、
「光のページェント いせさき燈華会」が開催され、通りに温もりある灯りが点りました。
いせさき明治館前の通りを温もりある灯りで灯すイベント「いせさき燈華会」
今年は、明治館通りの南北約150メートルがメイン会場。通りには、カップの灯籠や竹筒に繊細な細工を施した竹筒灯籠、様々な銘仙で作られた銘仙灯籠などが飾られ、通りは幻想的に。
2日目、18日の夜は風が出て、約2800個ろうそくの火を絶やさないよう、ボランティアの方々や訪れたお客さんも一緒になり、消えてしまった灯籠を探しては、火を灯していました。また、おしゃべりや写真撮影を楽しむ家族連れやカメラマンなどでにぎわい、通りは和やかな雰囲気に包まれました。
今年は北小学校隣に作られた赤石楽舎前も会場に。小学校の隣ということもあり、子供たちが楽しそうにカップ灯籠を並べる姿も見ることができ、このイベントが市民のみなさんにより一層定着したようです。
さらに、カップ灯籠の灯りと旧時報鐘楼との雰囲気が良く合い、ロマンチックな風景を作り出していました。また、市民の楽しい学びを応援する場として作られた赤石楽舎。建物内では、ステンドグラスの作品展や「読者の街いせさき」推進活動の展示などもされていました。
夏祭りや花火大会などにぎやかなものが多い夜のイベント。ほんのりとしたろうそくの灯りで、秋本番の夜を静かに味わうのも楽しいものでした。
取材日:2009年10月18日 /アイマップfuru