すっかり秋ですね。10月3日(土)旧森村家住宅で「十五夜の集い」が行われました。
近頃秋の長雨と台風の影響で、曇りがちな空模様。しかし十五夜の土曜日と日曜日だけは、お天気もがんばってくれました。
伊勢崎市連取町にある旧森村家住宅は、江戸時代から続く旧家で旗本駒井氏の地方代官を務めたそうです。
10月3日の十五夜には、庭先に約90点の灯篭が飾られました。その1つ1つに手書きの様々な絵が描かれています。かわいいうさぎや未来の夢、季節の花々などが温かみあるろうそくの明かりに照らされ、幻想的な世界を作り上げました。
この灯篭の絵は、みやさと保育園、宮郷第二小学校の6年生、みやごう絵手紙サークルのみなさんの作。訪れたお客さんも灯篭の明かりに魅せられ、思い思いに作品を鑑賞していました。
毎年、十五夜に行われるこの催し。今年は曇りですが、暑くも寒くもなくちょうどいい秋の夜でした。
主屋の前ではステージが設けられ、十五夜にちなんだ紙芝居、みやさと保育園の5才児(キンダークラス)のお友達のかわいいダンスや合唱、連取町民謡会の踊りが披露され、会場全体で出し物を楽しんでいました。
にぎやかな十五夜のひとときにお月様も時折雲間から顔を出し、その度に皆さん、歓声とともに夜空を見上げていました。
取材日:2009年10月3日/アイマップfuru