8月8、9日の2日間、伊勢崎市 本町通り、中央銀座通り、大手町通りなどで、恒例の「いせさきまつり2009が開催されました。
8日の一日目は、本町通りのパレードで、祭りの始まりです。
テープカットの後、小学生のマーチングバンド、各団体の皆さんの華やかな行進で
にぎやかに始まりました。
「いせさきまつり」と言えばやはり、伊勢崎市民が担ぐ『百人みこし』!!今年も粋でいなせな方々が勢ぞろい、迫力の様子をお伝えします。
9日夕方5時、本町通りはダンピアの熱気と和太鼓が鳴り響いていました。
同通りの東、群馬銀行の付近に重厚な神輿が姿を現しました。 そしておみこしの担ぎ手がぞくぞくと集まってきます。
大きな太鼓を先頭に「いせさき市民百人みこし」の提灯や天狗も勢ぞろいし、いよいよ御神輿を担ぎます。太鼓の音で、先頭はゆっくりと出発します。その後ろには提灯、天狗、馬に乗った神主さん、鳶のみなさんが纏い(まとい)を回し、けやりを歌いながら続きます。
やがて、大きな御神輿が担ぎ手の波に揉まれながら、少しずつ近づいてきます。次第に大きくなる掛け声とともに目の前を御神輿が通りすぎて行きます。
この「百人みこし」は平成6年から始まり、今年で4回目。高さ2メートル、重さ1トン!
この大きなお神輿を百人ずつで交代して担ぎます。 そのため、周囲は常に担ぎ手の人・人・人の波ができ、その勢いと熱気はまさに凄まじいものでした!
本町通り沿いの観客にもその熱気は伝わり祭りは最高潮に達しました。
カラクリ時計の交差点に辿りつき、参加者全員の盛大な手締めで幕を閉じました。
「百人みこし」の後は、一段と日も暮れ、本町通りは夜の雰囲気に。
各町内の山車がそれぞれにお囃子を奏でながら、通りに現われました。明るく勢いのあるお囃子が夜の街に響き、お祭りムードをもりあげます。
隣の友達と話をするのも一苦労な音量のお囃子の洪水ですが、やっぱりそれが夏祭り!!
灯りのともった山車が広い通りを埋めつくす様子は、圧巻そのもの!! 毎年昼間のお祭りを楽しんでいた記者も、いつもとは一味違う風景を楽しみました。
2日間でパレード、大抽選会、ダンスフェスティバル、みこしコンクール、百人みこしなどなど様々なイベントで盛り上がる「いせさきまつり」
今年はちょっと残念なお天気でしたが、“盛夏のいせさき”の熱い熱〜いお祭りを
来年は見るだけでなく、参加して楽しんで見てはいかがでしょう!
取材日:2009年8月8,9日/アイマップ