赤堀花しょうぶ園まつり開催
国指定史跡に咲くたくさんの花しょうぶ
大規模な史跡一面に咲く花しょうぶ
イベントが開催されました。
梅雨時の曇り空の下、紫や白など美しく咲き乱れる花しょうぶを一目見ようとたくさんの方が訪れました。
この花しょうぶ園は平成5年に開園し、たくさんの人々に親しまれているそうです。花しょうぶが見頃を迎える6月上旬から下旬にかけては約10万人の人々が訪れるそうです。
お祭りも同じ頃から開催されるようになり、同園を訪れる人々の楽しみの一つとなっています。園内に設けられたイベント会場では、ダンスショー、お琴の演奏、野点、野菜や花しょうぶの無料配布なども行われます。また、たくさんのお店が並び園内はにぎやかになります。
花しょうぶの咲く堀は深さ約3〜4m下にあり、沿道からは堀全体を見渡せ、一面に紫や白の花しょうぶのじゅうたんを見ている様です。
このたくさんの花しょうぶは「赤堀花しょうぶ保存会」のみなさんが毎年丹精込めて世話をし、咲かせているもので、これだけの規模の花しょうぶは全国でもめずらしいものです。
伊勢崎市赤堀支所経済企画課の坂田さんは
「毎年この2日間のお祭りで、約3万人の方が同園を訪れます。最近では観光地として有名になり、ツアーに組み込まれ、大型観光バスでいらっしゃるお客さんもいます。
この史跡は歴史的にも12世紀中頃の大規模な灌漑用水路跡として大変貴重なものです。そこで史跡としての理解とその有効活用を目的として花しょうぶを植えることで、地元を上げて保存会のみなさんに大変ご協力いただきながら保存しています。今後も、たくさんの人に知っていただき、楽しんで欲しいと思っています。」と説明していただきました。
緑の木々に囲まれた中に咲く花しょうぶ。雨の日はしっとりと落ち着いた雰囲気で、晴れの日は光の中で幻想的な雰囲気と様々な表情を見せてくれます。見頃は6月下旬頃まで。ぜひ一度訪れてみてください。
今年も大人気!ミスひまわり撮影会
午前中はしっとりと浴衣姿。午後は私服姿で、美しく咲く花しょうぶと可憐なミスひまわりの皆さんが競演をくりひろげます。
このモデル撮影会はとっても有名でカメラマンの方がたくさん訪れ、3人のミスひまわりの皆さんの笑顔を真剣に撮影しています。
撮影会の様子を見た一般のお客さんも「まあ、きれい。花しょうぶに負けないくらいきれいなお嬢さんたちね。」とか「私ももう少し若ければねぇ。」なんて感心とため息をもらしながら、通り過ぎていきます。
毎年、撮影会等でミスひまわりのみなさんのお世話をしていらっしゃる伊勢崎市観光協会の金子さんは撮影の様子を見ながら、
「年々撮影会のカメラマンの人数も増え、人気が出てきました。ミスひまわりの皆さんは足元が湿地で大変ですが、がんばっています。ここで撮影した写真は「伊勢崎市観光フォトコンテストのモデル部門」にたくさん応募していただき、とってもありがたいことですね。」と語っていました。
今年は残念なことに午後、激しい雷雨にみまわれ、撮影会もすぐ終わってしまったそうです。
梅雨の時期は天気が変わりやすいですからねぇ〜。同園を訪れる皆さん、園内はとても広いので雨に降られない様、念のため傘をお持ち下さい。
取材日:2009年6月14日/アイマップfuru
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