2月15日(日)境総合文化センター小ホールで「2009.FREE LIVE」が開催されました。迫力の生演奏で会場を沸かせた出演バンドは11グループ。ハードロック、エアギター、J−POP、フォークギターなど、様々な音楽を披露していました。
境総合文化センターで開催された同ライブ。境総合文化センターの杮(こけら)落としのために第1回目が開催され、そのアマチュア部門が継続してコンサートを開催し今年で13回目になるそうです。参加グループは、事前に2曲のデモテープの審査を受けて選ばれます。同ライブ実行委員長の大澤さんにお話をうかがいました。
「今年は23グループの応募があり、その中から年齢層、ジャンル、ノリなどを考えて11グループを決定しました。伊勢崎市のバンドを中心にしていますが、太田、上里など各地から参加しています。以前には高崎、藤岡、遠くは茨城県からの参加もありました。音楽のジャンルは問いません。フリーの意味は音楽的に“フリー”という意味でどんな曲でも応募できます。年齢層も今年は18才から61才までの方が出演しています。」と、幅広いグループの応募があることを教えていただきました。
各グループの持ち時間は片付けなどを含めて40分、約35分位が演奏時間です。持ち時間35分というのは、記者は長いかな?と思いましたが、フォーク、ロックなど様々な音楽が披露され、どのグループも演奏はもちろん、おしゃべりも上手で音楽を愛する熱い気持ちが伝わり、次はどんなグループがでるのかな?と楽しみに。会場のお客さんも「頑張って〜。」と声援や拍手などを送り、迫力あるサウンドを満喫していました。
実行委員長の大澤さんご自身は伊勢崎市の出身。高校も伊勢崎市内だったそうで、当時から伊勢崎公民館などでコンサートを毎週のように開いていたそうです。また、境町は「利根音楽祭」を開催するなど、昔から音楽活動が盛んだったそうです。
このFREE LIVEもそういった音楽を愛する皆さんを一般から公募し、実行委員として運営に大活躍していました。
「今年は12人の実行委員で、MCからPA、スポットライトなどたくさんの仕事をこなしています。会場を借りてコンサートを開催するとなると、各機材のセッティングから片づけまでを自分達で全てを行う必要があります。みんなで協力して作り上げるのは大変ですが、やはり楽しいですね。今後もたくさんの方々に実行委員として参加していただき、ライブを盛り上げて欲しいです。」と大澤さん。
参加グループの皆さんも実行委員のみなさんに感謝の言葉を述べ、13回目のライブ開催を祝っていました。
ライブコンサートというと、高校生、大学生の出演者、お客さんが多いのかな?と思っていましたが、なかなかどうして年配の方々の出演者やお客さんも多数いらっしゃいました。(そういう記者も決して若くはありませんが久しぶりに楽しみました。) やはり部屋全体が振動する程の迫力は、その場にいないと味わえませんね! ステージ上のグループはもちろん、また、たくさんの機材を冷静に操作し、演出する実行委員の方々もとても格好良く見えました。
市内の各文化センターで講演会、作品展、ジュニアオーケストラの演奏会など様々な催しを拝見していますが、今回のようなライブコンサートは初めて。今後もぜひ、このようなコンサートを続けて欲しいなと思いました。
みんなの力を合わせて作るコンサート。お客さんとして楽しむだけでなく実行委員として活躍すると、さらに充実感や達成感を得られるかもしれないと感じました。
では最後に今年の出演順とポスターをご覧下さい。
取材日:2009年2月15日/アイマップfuru