伊勢崎市内のボランティア活動の拠点、「絣の郷」円形交流館で10月25、26日の2日間、「織りの魅力展」が開催されました。主催はいせさき織物ボランティア「楽織会(たのしいかい)」の皆さんです。
「楽織会(たのしいかい)」の会員数は現在28名。同会では伊勢崎の絣の魅力を伝えて行こうと、市内各地にある老朽化した機織り機の再利用できそうなものを見つけ、会員の皆さんで修理し蘇らせています。現在ではそれらの機械を25台近く所有しているそうです。それを利用し、市内の小学校(4年生)や一般の希望者を対象に「機織り体験教室」を実施したり、今回のような作品の展示会などを行っています。
同展では会員の作品展示や機織り体験のコーナー、「伊勢崎の織物の歴史」などの展示がされました。また、会員の作品がチャリティー販売され、和風から洋風まで素敵な作品が多数並び、伊勢崎絣ファンのお客さん達は買い物を楽しみました。
交流館4階の会場で一般市民から募集したモデルの方が出演し、絣の着物のファッションショーが行われました。たくさんの観客が見つめる中、子供から大人まで多数のモデルの皆さんが素敵な着物に身を包み、ステージ中央に伸びた花道を颯爽と歩き、着物の様々な着こなしを披露。観客の皆さんも拍手喝さいを送り、素晴らしいステージは大盛況でした。
取材日:2008年10月26日/アイマップfuru