経営者の輪Vol.124 「いせさきメモリアルホール 菊池潤一さん」伊勢崎市山王町
Vol.124 いせさきメモリアルホール 菊池潤一さんの巻
プロフィール
菊池 潤一(きくち じゅんいち)さん。昭和48年4月19日生まれ。
伊勢崎市豊城町出身、伊勢崎市在住。
プロのスポーツ選手を目指していたという菊池潤一さんに、現職に至るまでの経緯や誰もが関わるのにあまり知られていない葬儀業について伺いました。
プロのスポーツ選手を目指して
成熟していない業界だからこそ感じた可能性
大学時代の自転車部の練習は厳しく、走行距離は朝100キロ、夕方100キロ。そのような厳しい練習を重ねて、菊池さんは4年生のとき、日本代表のメンバーとして海外遠征も果たしました。菊池さんの影響で自転車競技を始め、当時、高校3年生だった妹さんはインターハイで優勝。兄妹そろって海外遠征に行ったことは、良い思い出です。
ところがなかなか甘くないのがプロの世界。これほどの成績を残した菊池さんでさえ、プロテストをクリアするのは難しかったと言います。そんなとき、親戚から半年後にこのメモリアルホールが完成することを聞かされました。「成熟していない業界だけに伸び代はあると感じました」という菊池さんは、思い切って未知の世界に飛び込んだのです。
なくしてほしくない地域の輪
いせさきメモリアルホールの特徴は、メモリアル共済という名称の会員制度があること。年間4,320円の会費で、40万円の葬儀料が無料になるというものです。もうひとつは、登録料1,000円を納めると40万円のセットが2割引きになるというものです。登録者は着々と増えています。
葬儀業の大変なところと言えば、葬儀自体が突発的なものである点。しかも、ご家族の精神状態はいつもとは違うだけでなく、2~3日の間にすべてが終わってしまいます。それだけに、気のつかうようは大変なものがあります。
辛いときに菊池さんを支えるのは大学時代のハードな体験と、寮内で呪文のように唱えられていた「人生、我慢大会」という言葉。この2つを思い出すと、まだまだ、と気持ちが引き締まります。
仕事を通じて、人と人とのつながりが年々希薄になっているのでは? と感じることも多いとか。心と心のつながりを大切にした昔ながらの地域の輪はなくしてほしくない、と話します。
日々、気を張りつめて過ごすことが多い菊池さん。息抜きは、奥様と過ごす時間です。「奥さん、大好きなんです。12月に一緒に行くコンサートを今から楽しみにしています」ととびきりの笑顔で答えてくれました。
今こそフロンティアスピリッツを発揮せよ!
あのお店・会社のあの人を連載で御紹介します。
アイマップでは連載企画として、「応援します商売人!今こそフロンティアスピリッツを発揮せよ」と称し地域の企業人・オーナーさん達をご紹介していきます。 また次の方は、ご紹介を頂くという経営者の輪方式をとらせて頂きます(笑) この企画を通じて、少しでも地域の皆さんに地元のお店や企業、そしてそこで働く人達を知って頂ければ と思っています。またそれが僅かでも売上増やビジネスチャンスに繋がれば幸です。
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