『経営者の輪 番外編』と称しまして、imapのメンバーをシリーズで紹介しているこの企画。今回は、「有限会社 水戸屋」(伊勢崎市境東)の飯塚 勝亮さんです。水戸屋さんは、創業明治28年という和菓子の老舗で、飯塚さんは、そこの4代目。4代目の方の登場は、この経営者の輪のコーナーでは初めてで、興味深いお話が聞けそうで楽しみです。また、飯塚さんは、伊勢崎商工会議所青年部副会長を務める他にも、法人会青年部会、境やるき会などにも所属するなど地域活動にも積極的に取り組むアクティブな方なんです。和菓子屋さんとしては、年末年始の準備でとっても忙しい12月に、おじゃまして参りました〜。
飯塚 勝亮さん。昭和34年8月24日。伊勢崎市境(旧佐波郡境町)生まれ。 境町立境小学校、境南中学校、群馬県立前橋高等学校を卒業。元気いっぱいの子どもだったという飯塚さん。中学では、友達に誘われてバスケット部、高校は、弓道部に所属する。 その後、東京経済大学(東京都国分寺市)へ入学し、たまたま入学式の直後に勧誘されたという、体育会系の弓道部へ。練習、合宿、試合、そして大学の授業と充実した日々を送るなか、2年生からは、東京製菓学校(新宿区)の夜間にも通ったんですって。 そして、大学と専門学校を同時に卒業し、「鉢の木」(杉並区阿佐ヶ谷)に4年間修業へ。 「この4年間は、そのまま家業へ入って過ごした同じ年月の3倍分くらいの経験をしたんですよ。ホント、今現在のすべての根っこになっているって感じかな」と熱く語る飯塚さん。この4年間で学んだ事をあえて一言で言うと『人に使われること』なんだそうだ。 その後、昭和60年に家業である『有限会社 水戸屋』へ。平成8年 代表取締役となり、現在に至る。
歴史を感じさせる国道354号沿いの境商店街に位置する水戸屋さん。創業以来、今日まで111年間という歳月を地域と私たちの食ともに歩んできた。 そこの4代目となる飯塚さんのは、大学時代の友人、そして修業の場となった鉢の木の社長さんに言われた言葉を大切にしているという。 『自分の目線だけじゃダメなんだ。あらゆる方向、立場での目線で物事に対応していかなくては』。 将来については「父親が作った2店舗を大切に守っていきたいですね」と淡々と語る。そんな飯塚さんには、4代目としてのプレッシャーは感じない。やりがいとやる気に生き生きとしている。 働くようになって、初めて休みができたという飯塚さんの休日は、趣味である弓道。やぶさめをやってみたくて、最近乗馬もはじめたそうだ。仕事とは違う『異空間』が気分転換にもなっているんですって。
有限会社 水戸屋 取材日 平成18年12月
◆TEL:0270-74-0212
◆TEL:0270-23-5811
生クリームのどら焼き好評発売中
◆TEL:0270-65-1616
年末年始も営業中(元旦のみ休み)
あのお店・会社のあの人を連載で御紹介します。
今こそフロンティアスピリッツを発揮せよ!
アイマップでは連載企画として、「応援します商売人!今こそフロンティアスピリッツを発揮せよ」と称し地域の企業人・オーナーさん達をご紹介していきます。 また次の方は、ご紹介を頂くという経営者の輪方式をとらせて頂きます(笑) この企画を通じて、少しでも地域の皆さんに地元のお店や企業、そしてそこで働く人達を知って頂ければ と思っています。またそれが僅かでも売上増やビジネスチャンスに繋がれば幸です。
※ご注意:本記事は上記の日付をもとに作成しています。実際にお店等に行く方におかれましては、事前に電話等で確認してからお出かけ下さい。記事と情報が異なる場合、imapは一切責任を負いませんのでご了承下さい。(記事と情報が異なる場合もありますので ご了承下さい。)