2人目は､株式会社新藤不動産　の代表取締役　新藤誠さんをお訪ねしました｡

社長になった誠さんは､株式会社新藤不動産を今後､長きに渡って存続させるため､改革に乗り出しました｡
その一つが､社員の採用｡今まで家族で経営していた同社に社員を迎え入れました｡｢優秀な社員で安心して任せられた｣と振り返る誠さん｡書類制作から始まり､ﾊﾟﾝﾌﾚｯﾄ､ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞの制作､経理､ｱﾊﾟｰﾄ管理など､社員たちにできることが増えていくにつれ､新藤さんは営業に専念できるようになりました｡今では､海外にも営業を展開しているほど｡

社員の採用は､一緒に経営をしている家族の心にも大きな影響を及ぼしました｡
｢知らず知らずのうちに生じていた家族間の甘えがなくなり､気持ちにﾒﾘﾊﾘができました｣と話します｡

新藤さんが自慢に思う大切な社員さんたち｡社員の勤続年数の長さは､居心地のよさに比例します｡会社を働きやすく､居心地のよい空間にしている縁の下の力持ちが､今でも取締役として会社を支えてくれているお母様｡｢感謝しています｣と新藤さん｡

｢これからも社員さんが楽しく､ﾓﾁﾍﾞｰｼｮﾝ高く仕事ができる環境を整え続けたい｣と笑顔で話します｡

不動産業の面白さを｢いろいろな人の話が聞け､自分の引き出しが増えること｣と話す新藤さんが得意とするのは､不動産を真ん中に､借り手と貸し手をwinwinの関係にすることです｡

そのために欠かせないのが､新藤さんの幅広い人脈｡
この道40年の歴史を持つ同社には､さまざまな人が集います｡明確なﾋﾞｼﾞｮﾝを描いている人もいれば､｢何とか面倒みて｣というｹｰｽもあります｡
｢不動産はもちろん､お金も仲間や地域も大切な財産｣と話す新藤さん｡それぞれの財産が最も輝き､地域にも喜んでもらえる魅力ある存在になるか､を提案し続けています｡

そんな新藤さんは､今､信頼できる仲間たちと新ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ｢Heart　Box｣を立ち上げました｡建設業を営むﾋﾞｰﾌﾟﾗｽ株式会社の石原良和さん､暮らしﾌﾟﾗﾝﾅｰであるOne’s workの田村美奈子さんが､知識･技術･ｾﾝｽを持ち寄って､みんなの理想をｶﾀﾁに､ｲﾝﾀｰﾒﾃﾞｨｱｻｰﾋﾞｽの小暮雅之さんがﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞやﾁﾗｼなどのﾂｰﾙを通じて｢Heart　Box｣の魅力を広く発信します｡ここでもまた､人脈から新たなﾋﾞｼﾞﾈｽが生まれました｡

｢Heart　Box｣は､今までの賃貸をまったく変わる､誰もがﾊｯﾋﾟｰになれる戸建賃貸経営｡
自分で｢住む｣＋人に｢貸す｣ことで､ｵｰﾅｰさんは安定収入を得ることができて､返済への不安が解消されるばかりか､同時に未来への資産づくりも進められます｡
また､住まう人にとっては､強靭な高性能住宅と､住まう人の日常を大切に思い描いた｢女性目線｣の設計で抜群の暮らしやすさ｡

｢暮らしの質をｱｯﾌﾟさせるｽﾀｲﾙ｡戸建ﾀｲﾌﾟなので､相続もしやすい｣など､ﾒﾘｯﾄがいっぱい｡長年､不動産に携わってきた経験を生かしたｴｽﾌﾟﾘが光ります｡

市内伊与久に3棟を完成｡ここから新しいｺﾐｭﾆﾃｨが始まろうとしています｡

それに代わって､近年まで夢中になっていたのが､ﾄﾗｲｱｽﾛﾝ｡水泳､自転車､ﾗﾝﾆﾝｸﾞとﾊｰﾄﾞな有酸素運動が3種目も盛り込まれているため過酷なｽﾎﾟｰﾂです｡その後､自転車の登坂ﾚｰｽであるﾋﾙｸﾗｲﾑや､森や山中など未舗装の道を走る｢ﾄﾚｲﾙﾗﾝﾆﾝｸﾞ｣にも挑戦｡今は､ｻｰﾌｨﾝやﾊﾞｲｸに凝っているとか｡これからの季節､良い波の宝庫と言われる茨城の海でｻｰﾌｨﾝを楽しみ､新緑の中､ﾊﾞｲｸで駆け抜けるのにぴったりなｼｰｽﾞﾝがやってきます｡

｢身体をめいっぱい動かすと､悩みも忘れます｡週明けから､気分よくｽｯｷﾘした精神状態で仕事に打ち込めますよ｣楽しいことが大好きな新藤さんは､そう言って瞳を輝かせます｡

仕事とﾌﾟﾗｲﾍﾞｰﾄ､両輪の充実でこの先､さらに輝きを増す新藤さんです｡

平成30年4月

あのお店･会社のあの人を連載で御紹介します｡
ｱｲﾏｯﾌﾟでは連載企画として､｢応援します商売人！今こそﾌﾛﾝﾃｨｱｽﾋﾟﾘｯﾂを発揮せよ｣と称し地域の企業人･ｵｰﾅｰさん達をご紹介していきます｡ また次の方は､ご紹介を頂くという経営者の輪方式をとらせて頂きます(笑) この企画を通じて､少しでも地域の皆さんに地元のお店や企業､そしてそこで働く人達を知って頂ければ と思っています｡またそれが僅かでも売上増やﾋﾞｼﾞﾈｽﾁｬﾝｽに繋がれば幸です｡

※ご注意：本記事は上記の日付をもとに作成しています｡実際にお店等に行く方におかれましては､事前に電話等で確認してからお出かけ下さい｡記事と情報が異なる場合､imapは一切責任を負いませんのでご了承下さい｡（記事と情報が異なる場合もありますので ご了承下さい｡）