経営者の輪Vol.209 有限会社 カーメカニック嶋岡の代表取締役「嶋岡 崇宗さん」です
経営者の輪Vol.209 有限会社 カーメカニック嶋岡の代表取締役、嶋岡 崇宗さん
今回ご登場いただくのは、有限会社 カーメカニック嶋岡の代表取締役、嶋岡 崇宗さん。現在までの道のりと、これからの抱負についてうかがいました。
学びたいことが学べた自動車学校時代
「物心ついたときには、車に囲まれていた」と話す嶋岡さん。代表を務める 有限会社カーメカニック嶋岡 は、お父様が作った会社です。
嶋岡さんが、会社を継ぐことを真剣に考え始めたのは、大学2年生のころ。「車が好きだし、両親の姿を見ていて、修理をすることで多くの人に喜んでほしいと思うようになりました」と話します。
大学卒業後、日本自動車整備専門学校(トヨタ東京自動車大学校)に入学。車の成り立ち、構造、サービスなど、車についてのありとあらゆることを学びました。
「自分が学びたいと思ったことだったので、学校の講義はどれも皆、面白く、有意義でした」と笑顔を見せます。
卒業と同時に群馬にUターン。トヨタ系のディラーに就職を果たします。
新しい試み、変わる会社
「早く現場に出たい」と願っていた嶋岡さんですが、入社後しばらくは、洗車がメイン。ようやく修理をさせてもらえるようになったのは、1年後のことでした。
当時は、今と違ってサービス担当者がお客さまに直接修理内容を説明することはありませんでしたが、自分の技術を磨くことがお客さまに喜んでいただけることに直結する、という思いを強くしました。
このときに最も印象に残っているのは、店長さんの仕事の取り組み方。
「当時、所属していた店舗は、自分たちで考え改善をすすめる試験店。営業とサービスの垣根を越えて業務に取り組む店長の姿勢は画期的で、影響を受けました」と話します。
社会に出て自分の技術に磨きをかけ、お父様が経営する「カーメカニック嶋岡」に入社しました。
両親をお手本に「自分ごとのような」修理を
「勤め人と自営では、気持ちの面で違いがありました」と嶋岡さん。
ご両親が、お客さまと丁寧に親身になって接する様子にはとても刺激を受けたと言います。そして「自分も両親のように」とお客さまのことを「自分事のように」考え、修理に励むようになったそうです。
代表になったのは、今から5年ほど前。
突然、お父様から「アタマでやれや」と声をかけられました。
「店を継ごうと思ってやってきたので、大きな驚きはありませんでしたが、やるからには責任と覚悟を持ってやらなければ、と気が引き締まりました」と振り返ります。
鈑金工場に勤めていた弟さんも独立。今は、同社に入社し、境町の自社工場で鈑金修理を手掛けています。
「お客さまから『嶋岡さんの塗装はきれいだね』と褒められることが多いんです」とうれしそう。
弟さんは、頼りになるパートナーです。
「今後、スタッフを増やし、事業内容も自動車を軸に幅を広げていきたい」と希望を話してくれた嶋岡さんに、これからも注目です。
企業情報
有限会社 カーメカニック嶋岡
住所/伊勢崎市阿弥大寺町333-1
TEL/0270-26-4971
営業時間/(工場)9:00~18:00、(事務所)~19:00
定休日/祝日
創業/1976年
事業内容/自動車販売、整備、鈑金・修理、保険
平成29年12月
今こそフロンティアスピリッツを発揮せよ!
あのお店・会社のあの人を連載で御紹介します。
アイマップでは連載企画として、「応援します商売人!今こそフロンティアスピリッツを発揮せよ」と称し地域の企業人・オーナーさん達をご紹介していきます。 また次の方は、ご紹介を頂くという経営者の輪方式をとらせて頂きます(笑) この企画を通じて、少しでも地域の皆さんに地元のお店や企業、そしてそこで働く人達を知って頂ければ と思っています。またそれが僅かでも売上増やビジネスチャンスに繋がれば幸です。
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