経営者の輪Vol.198 株式会社ONE ABILITY・代表取締役の「中嶋創史さん」です
Vol.198 株式会社ONE ABILITY・代表取締役「中嶋創史」さん
今回ご登場いただくのは、株式会社ONE ABILITY・代表取締役の中嶋創史さん。現職に至るまでについてうかがいました。
野球がつなぐ縁
中嶋さんは、千葉県松戸市生まれ。ソフトボールが盛んな地域で、小学生のころの育成会がきっかけで中嶋さんもソフトボールをはじめました。中学で野球部に入部すると、メキメキと実力を発揮し、高校は野球の強豪校である栃木県の作新学院に進学。同時に、親元を離れて寮生活が始まりました。今までと違うのは、自分のことはすべて自分でしなければならない、ということ。その一方で「仲間を手伝ったり手伝ってもらったり、協力する大切さも学びました」と話します。
その後は、上武大学に入学。1年間硬式野球部に所属したのち、軟式に転向します。3~4年では全国大会にも出場。4年のときは、全国の選抜メンバーにも選出され、アメリカに遠征に行くなどして活躍しました。
野球のつながりで、卒業後は、ネジやボルトのメーカーに勤務。営業職につきます。
会社は、大手自動車メーカーで使われる部品も製造。打ち合わせ~設計から携わり、新規格の立ち上げに携わったのは、思い出に深く刻まれているといいます。
6年後、保険会社に転職。まったく未知の世界でしたが「法人を対象とした営業」に魅力を感じ、思い切って飛び込みました。
全国組織だったこともあり、入社後は、茨城~埼玉~群馬と、各地を回り「いろいろなところで育ててもらいました」と言います。
そんなとき、ふと中嶋さんのある疑問がよぎります。
「65歳まで働くとして残り30年、どう生きるか?」
考え抜いた末の結論は
「18歳からお世話になっている伊勢崎に恩返しをしよう!」。
今までの経験と知識を伊勢崎で生かすため、中嶋さんは、経営者が悩みを相談できる経営コンサルタント事業と、保険についての相談できる会社を自分で興すようになるのです。
人生で大切なことは野球から学んだ!?
2015年9月。
中嶋さんの会社がスタートしました。
社名は「ONE ABILITY」。
「ひとつの特技がさまざまなことを生み出す」という中嶋さんの願いがこもったネーミングです。
「スタート当初からお客さまに恵まれ、順調なすべりだしを切りました」と中嶋さんは笑顔を見せます。
同社の強みは、なんといっても情報の多さです。
特に、経営コンサルティングで多いのは、ビジネスマッチング。こちらも、今までの広いネットワークを生かしてお客さまのビジネスを最大限生かし切るお手伝いをしています。
「今までになかった両社を結びつけることで、新しいものが生まれ、お客さまにも世の人たちにも喜んでいただけるのが、何よりの醍醐味」と話す中嶋さん。
話を進めていくうちに、野球でつながっていた、という経験がしばしばあるとか。
『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』というタイトルの書籍がありますが、中嶋さんの場合「砂場」と「野球」にかえると、ぴったりくるようです。
中嶋さんが仕事で大切にしているのは、準備。
予め、起こり得ることを予測して入念に準備をする――― これも、野球で学んだことのひとつだそうです。
相談ごとなら何でもおまかせください!
今後は、さらなる地域貢献で、たくさんの恩返しをしたい、という中嶋さん。
「地域あっての ONE ABILITYです」と話します。
店内には、リラックスした雰囲気でゆったりと相談できるようくつろげるソファを設置。
「気軽に立ち寄ってほしい」と中嶋さん。
「わからないこと、わかりづらいことを、わかりやすくお話します」と笑顔を見せます。
「伊勢崎で好きなところは?」と尋ねると
「一番は、あたたかな人。団結力が強くて、パワーがすごい。交通の便はいいし、家が密集しすぎてないのもいい。景色もいいし、土地が平らというのもいい」
と、たくさんの「好き」がポンポンと出てきます。
伊勢崎大好きな中嶋さん。
これからも、伊勢崎の人たちのこれからを思いながら、地域を盛り上げていきます。
今こそフロンティアスピリッツを発揮せよ!
あのお店・会社のあの人を連載で御紹介します。
アイマップでは連載企画として、「応援します商売人!今こそフロンティアスピリッツを発揮せよ」と称し地域の企業人・オーナーさん達をご紹介していきます。 また次の方は、ご紹介を頂くという経営者の輪方式をとらせて頂きます(笑) この企画を通じて、少しでも地域の皆さんに地元のお店や企業、そしてそこで働く人達を知って頂ければ と思っています。またそれが僅かでも売上増やビジネスチャンスに繋がれば幸です。
※ご注意:本記事は上記の日付をもとに作成しています。実際にお店等に行く方におかれましては、事前に電話等で確認してからお出かけ下さい。記事と情報が異なる場合、imapは一切責任を負いませんのでご了承下さい。(記事と情報が異なる場合もありますので ご了承下さい。)
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