経営者の輪Vol.197 株式会社 群馬プロバスケットボールコミッション・代表取締役社長「宇留賀邦明さん」です

Vol.197 株式会社 群馬プロバスケットボールコミッション・代表取締役社長「宇留賀邦明」さん

今回ご登場いただくのは、群馬クレインサンダーズの運営をする、株式会社 群馬プロバスケットボールコミッション・代表取締役社長の宇留賀邦明さん。現職に至るまで、と群馬クレインサンダーズの目指すところをお話いただきました。

プロフィール

宇留賀 邦明(うるが くにあき)さん
生年月日:1981年12月27日
宮城県仙台市出身
伊勢崎市在住

陸上で度々全国大会に出場

小さいころからスポーツ万能だった宇留賀さん。中学から始めた陸上では、短距離の選手として活躍。200メートルとリレーでは全国大会にも出場した経験があります。高校時代は、専門書を読み漁って研究を重ね、400メートルで国体に出場。大学時代もインカレに出場、と輝かしい経歴を持っています。
「陸上の練習は、地味だし、酸欠になることもあるくらい過酷でしたが、練習は必ず結果を生むことを身を持って体験できたし、合宿で日本各地に行けて楽しかった」と振り返ります。

 

大学卒業後は、日本通運に就職。引っ越しの営業を担当しました。熱心な教育担当と巡り合ったことで「会社に利益をもたらす姿勢」を学び、「仕事はボランティアではない」ことを実感したといいます。宇留賀さんが、仕事上、心がけていたことは「信用を得ること」。数ある同業者の中から選んでもらうために、細かな部分にもいち早く気づき、お客さまに真摯な姿勢を持って提示・相談することを実践していたそうです。

 

5年半、勤めた日本通運を退職後「社員がキラキラ輝いていた」という外資系生命保険会社に就職。資格取得のための勉強をし、「自分に何かあったとき、代わりに助けてくれる」保険の大切さを伝えていました。

 

そんなとき、仙台駅にいた宇留賀さんは、あの大震災に遭遇するのです。

 

未曾有の大地震を機にスポーツに関わる仕事を

「万が一」のために…。
今まで、そのようにお客さまにご案内をしていた宇留賀さん。
あの日、仙台駅で「死ぬかもしれない」と思う経験をしたことで、自分自身、万が一のために本気で向き合ってきただろうか?
そう自問自答する日々が続きました。

 

そして、ほどなく退職。
自分の好きなことを仕事にしようと考えた宇留賀さんは、思い切って東京へ出ることに。
そこで、大好きなスポーツに関わる仕事がしたいと、スポーツマネジメント会社に就職。プロスポーツ選手のマネジメントを中心とした業務に当たりました。

 

「年齢が近く、団結力が強い仲間に囲まれて楽しかった」と話す宇留賀さん。
この先もずっとスポーツに関わっていたいと思っていた矢先、出会ったのが、株式会社群馬プロバスケットボールコミッションの前代表でした。
この縁をきっかけに、同社へ入社。
初めて伊勢崎の地に降り立ったのは、夏真っ盛りの、暑い暑い8月のことでした。

 

 

 

専務、そして社長に

入社後、営業を担当し、スポンサー探しに奔走した宇留賀さん。
ある運送会社さまに伺った宇留賀さんは、「こちら(伊勢崎)に知り合いがいないので、どなたかご紹介いただけませんか?」とお願いをしたそうです。
すると、目の前で、お知り合いの方、何人にも電話をかけてくださったのだそうです。
宇留賀さんは大感激!
その後も、協力をしてくれる企業が増え始めたそうです。

「伊勢崎の人は、親切で人間味あふれる人が多い。協力的な社長さんも多く有難い」と話します。

 

仕事に熱心に取り組む宇留賀さんは、昨年9月、専務に昇進。
今年9月からは、代表を務めています。

 

経営者となった今、一番強く考えるのは、社員と選手、そしてその家族たちに対する責任です。
やることなすこと初めてづくし。
それでも、宇留賀さんは
「やる とやらされている の差は大きい。
 本気でやれば、必ず乗り越えられる」と自分に言い聞かせながら仕事に励んでいます。

 

バスケットの面白さは、何と言っても、あのスピード感。
激しくゲームが動く点の取り合いは、バスケットを知らない人が見ても、存分に楽しめます。
試合会場がアリーナなので、レーザーなど演出が素晴らしく、エンターテイメント性も高い点も魅力です。
選手との距離感が近いのは、群馬クレインサンダーズならではの、大きな特徴のひとつです。

 

今季、東地区で首位を独走中の群馬クレインサンダーズ。
この勢いで1部昇格を目指します。
「ぜひ会場で応援を」と呼びかける宇留賀さん。
1月28、29日は、げんき堂整骨院がスポンサーとなるゲームが開かれます。
「応援者が会場を埋め尽くしてくれたら、そしてチームが優勝に向かって突き進んでくれたらうれしい」と、爽やかな笑顔で語ってくれました。

企業情報

株式会社 群馬プロバスケットボールコミッション


住所/伊勢崎市鹿島町440-1
TEL/0270-26-8739
創業/2011年
従業員数/6人
事業内容/群馬クレインサンダーズの運営

平成28年12月

 

応援します商売人!
今こそフロンティアスピリッツを発揮せよ!

あのお店・会社のあの人を連載で御紹介します。
アイマップでは連載企画として、「応援します商売人!今こそフロンティアスピリッツを発揮せよ」と称し地域の企業人・オーナーさん達をご紹介していきます。 また次の方は、ご紹介を頂くという経営者の輪方式をとらせて頂きます(笑) この企画を通じて、少しでも地域の皆さんに地元のお店や企業、そしてそこで働く人達を知って頂ければ と思っています。またそれが僅かでも売上増やビジネスチャンスに繋がれば幸です。

ご注意:本記事は上記の日付をもとに作成しています。実際にお店等に行く方におかれましては、事前に電話等で確認してからお出かけ下さい。記事と情報が異なる場合、imapは一切責任を負いませんのでご了承下さい。(記事と情報が異なる場合もありますので ご了承下さい。)


記事内容の二次利用について

本サイト上に掲載されている写真・記事等を無断で二次使用することを禁じます。
二次利用を希望される方はこちらから必ずアイマップへお問い合せ下さい。

管理画面ログイン

協賛企業一覧

  • 特集 サイドバナー 桐生信用金庫
  • 経営者の輪 サイドバナー あかぎ信用組合
  • 特集 サイドバナー アイオー信用金庫

特集コーナー