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経営者の輪Vol.191 (株)さいとうクリエイティブエージェンシーの「齋藤 源規さん」

Vol.191 株式会社さいとうクリエイティブエージェンシーの「齋藤 源規さん」の巻

今回「経営者の輪」にご登場いただくのは、株式会社さいとうクリエイティブエージェンシーの代表取締役「齋藤 源規さん」です。

プロフィール

「株式会社さいとうクリエイティブエージェンシー」の齋藤 源規さんに、現職に至るまでの「へぇ〜〜!」な経緯と現職のやりがいなどについてうかがいました。

 

<プロフィール>

齋藤 源規(さいとう・げんき)さん
生年月日:昭和57年3月28日
伊勢崎市出身
伊勢崎市在住

会社を辞め、夢だった「東京NSC」に入学

齋藤さんの「花文字」をインフォメーションする案内板 

「子どものころから高校生のころまで、良くも悪くも王道を歩んできました」と話す齋藤さん。「バンドに明け暮れるわけでもなく、スポーツに命を懸けるでもありませんでしたが、いつの時代も楽しかった、という思いがあります」と人懐こい笑顔を見せます。

 

齋藤さんは、置かれた立場で楽しみを見つけられる「面白いこと探しの名人」なのかもしれません。
齋藤さんのそんな性分が、この先、ご自身の未来を切り開くのに大きく影響するのです。

 

「王道」を行っていた齋藤さんですが、心の中では「将来BIGになりたい」との思いがうごめいていたといいます。

夢は芸人。

「小中学校時代、抜群に面白い同級生がいて、彼と組んだらそれはもう面白いだろうな、と思っていました」と齋藤さん。
その「面白い同級生」が、後にコンビを組む中山和也さんでした。

 

中学卒業後、別々の高校に進んだものの、親同士の仲が良かったこともあり、折に触れ、顔を合わせていたという齋藤さんと中山さん。

 

「和也くん、吉本、受けるんだって」。
中山さんのことをお母様から聞いた齋藤さんは、早速、中山さんに電話をかけます。
建築関係の専門学校を卒業後、建築会社に就職していた齋藤さんですが、中山さんと話しているうちに、ご自身の中に眠っていた思いが目を覚まし、一緒に受験することに!

 

試験は見事合格!
齋藤さんは、建築会社を辞め、夢だった吉本興業のお笑い養成所「東京NSC」に入学。第9期生となりました。2003年のことでした。

プロの芸人を目指して…

「ベルリンの赤い雨」時代 

その後、齋藤さんは、上京。アルバイトをしながら「東京NSC」に通い、レッスンに明け暮れます。主なレッスンプログラムは、ダンス、発声、ネタ見せ。ネタを見てくれるのは、放送作家や先輩芸人さんでした。
必須ではないので、見てもらいたい人だけがやればいいというスタイルだったそうです。

齋藤さんと中山さんは、もちろん「見てもらいたい」派。
「僕たちは、特に台本を用意することはありませんでした」と齋藤さん。
これは、仲の良い2人だからこそできるスタイル。800人とも900人ともいえる同期の中でメキメキと頭角を現していきました。

 

突っ込みが齋藤さんで、ボケが中山さん。
シチュエーションを考えるのが齋藤さんで、切り返すのが中山さんと、自然と役割ができていました。

齋藤さんが心がけていたのは、なるべく多くの人に共通するシチュエーションを設定すること。
「デートでの待ち合わせ、電車に乗るなど、分かりやすいシーンを設定します。同じ設定でも、その時々によって相方がボケてくれるんです。相方の面白いネタが聞けるのがうれしく、面白かった」と当時を振り返ります。

 

養成所生活が終わりに近づくと卒業試験があります。受かればプロダクションに所属できますが、受からなければ……、という厳しい世界。2人は見事、合格し、プロの芸人となったのです。

花文字アーティスト&イベントプロデューサーとして

イベント会場で花文字に取り組む 

「プロになってからが地獄だったかな」とドキリとする言葉を明るく言い放つ齋藤さん。
「核心は真っ黒。その真っ黒の核心を吹き飛ばすくらいの楽しさもあったから続けられたんだと思います」と続けます。
その楽しさとは、お客さまの笑顔。受けたときの充実感は何物にも代えられなかったと言います。

 

良い時もあれば悪い時もある、本当に厳しい芸人の世界。
そんな苦しいとき、齋藤さんが出会ったのが「花文字」でした。

 

花文字とは、中国で生まれた色彩豊かな書体。文字の中に吉とされるモチーフをちりばめ、その人の未来を明るく照らす縁起物として知られています。
花文字との出会いや齋藤さんならではの花文字は、以前、当サイト内でもご紹介しています。

 

おじゃましま〜す(Vol.153 伊勢崎市 『斉藤花文字商店』)

 

 

1枚仕上げるのにかかる時間はおよそ5分。
その間、目の前にいる方が楽しめるよう、さまざまな話で笑いをとる齋藤さん。

 

そんな齋藤さんの心には、吉本の養成所時代の講師から言われた言葉が息づいています。

 

「全員が芸人として売れるわけではない。でも、ここでの得た『人を喜ばせよう、楽しませよう』という体験は、将来、どんな職業についても必ず生きる」。

 

「日本一面白い花文字アーティストをうたっているんです」と齋藤さん。

 

底抜けに面白く楽しい齋藤さんが描く花文字は、とびきりの明るさと幸せを運んでくれそうです。

 

2年前には、会社を立ち上げ、イベントプロデュースを手掛ける齋藤さん。
花文字を中心に、全国各地に「楽しさ」を届ける 幸せのプロデュースが続きます。

企業情報

株式会社さいとうクリエイティブエージェンシー

伊勢崎市馬見塚町1462-3
TEL/0270-32-3300
営業時間/9:00〜18:00
定休/水曜
設立/2014年
事業内容/イベントプロデュース

※関連記事=おじゃましま〜す



平成28年6月

 

応援します商売人!
今こそフロンティアスピリッツを発揮せよ!

あのお店・会社のあの人を連載で御紹介します。
アイマップでは連載企画として、「応援します商売人!今こそフロンティアスピリッツを発揮せよ」と称し地域の企業人・オーナーさん達をご紹介していきます。 また次の方は、ご紹介を頂くという経営者の輪方式をとらせて頂きます(笑) この企画を通じて、少しでも地域の皆さんに地元のお店や企業、そしてそこで働く人達を知って頂ければ と思っています。またそれが僅かでも売上増やビジネスチャンスに繋がれば幸です。

ご注意:本記事は上記の日付をもとに作成しています。実際にお店等に行く方におかれましては、事前に電話等で確認してからお出かけ下さい。記事と情報が異なる場合、imapは一切責任を負いませんのでご了承下さい。(記事と情報が異なる場合もありますので ご了承下さい。)


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