今回「経営者の輪」にご登場いただくのは、株式会社ウェブアップの代表取締役「羽鳥 浩二さん」です。
「株式会社ウェブアップ」の代表取締役・羽鳥 浩二さんに現職に至るまでの経緯と、お嬢さんと二人三脚で取り組む仕事のやりがいについてお話いただきました。 <プロフィール> 羽鳥 浩二(はとり・こうじ)さん
生年月日:昭和46年12月31日
玉村町出身
玉村町在住
「小さいころから、ものを作ったり、絵を描いたりするのが好きでした」という羽鳥さん。 好きになったら自分が納得するまでトコトン突き詰める研究者肌の羽鳥さんが、小学生のころ、夢中になっていたのは「マイコン」。今でいう「パソコン」です。 次に夢中になったのはギター。中学2年生のとき、バンドのメンバーが足りないから、と声をかけられたのがきっかけでした。楽器の経験がなかった羽鳥さん。 「いないから」という理由で担当することになったのが、バンドの花形であるギターでした。ここでも羽鳥さんならではの研究者肌ぶりを発揮。どんどんギターにのめり込んで、メキメキと上達していきました。演奏するのは、アメリカンハードロック。中学3年のときは、文化祭のステージで演奏。友達の反応がよく、ますますギターにのめり込むようになっていました。 伊勢崎工業高校のデザイン科に入学してからもギター漬けの毎日。やればやるほど上達する面白さから「休みの日は一日8時間も練習をしていた」と当時を懐かしそうに振り返ります。伊勢崎をはじめ、前橋、高崎など、県内のライブハウスで演奏を重ねるまでになっていきました。
ゲームが好きだった羽鳥さんは、ご両親にねだってマイコンを買ってもらいました。それからというもの、自分で本を読んで研究の日々。小学生だったにもかかわらず、ゲームのプログラムまで組めるまでに腕を上げ、同じようにゲーム好き、パソコン好きの友達と遊び合ったりしていたそうです。
高校卒業後、ユニットバスメーカーのエンジニアとして働き始めた羽鳥さんに芽生えた新しい「夢中の種」は、車でした。車好きの友達の元に集まり、仲間で車いじり。「夜を徹することも少なくなかった」といいます。 8年後、「設計をつきつめたい」と、車のパワーステアリングの開発・設計をする会社に転職。好きな車に関わる好きな仕事に携わり、意気揚々と働く羽鳥さんでしたが、会社はリーマンショックで大きなダメージを受けてしまいました。 自分で商売を、と考えた羽鳥さんは、仕事仲間とCADを教えるスクールを立ち上げます。 羽鳥さんはすでに家庭を持ち、2人のお子さんのお父さん。 そんな中で、奥様は「言い出すだろうと思った」と羽鳥さんの決断に反対はしなかったそうです。 羽鳥さん、37歳のときの出来事でした。
仕事仲間と共に立ち上げた会社で、ホームページ制作も請け負っていた羽鳥さん。徐々にそちらのウエイトが大きくなり、3年後、ウェブのコンサルタントを行う株式会社ウェブアップを立ち上げました。 インターネットビジネスの戦略を立案したり、 アクセス解析をしたり、SEO対策をしたり、それをまた検証したり。経営方針と展望を丁寧にヒアリングしながら、結果を出すところまで持っていく大変な仕事です。 同社の特徴的なところは、お客さまと深くお付き合いができること。 一番のやりがいは、結果。目標が大きいほど、大変さも増しますが、それが達成できて「お客さまと喜びを分かち合えるときは本当にうれしい」と口元をほころばせます。 2年前からは、お嬢さんがウェブデザイナーとして入社。制作部門を一手に引き受けてくれるようになりました。 「本を読んで情報を得てその道を突き詰める」ことを繰り返してきた羽鳥さんですが「人にかなうものはない」と羽鳥さん。「ネットを駆使して情報よりも、生身の人から得るものの貴重さは計り知れません」と話します。
「お客さまごとに目指すことや大切にしていることが違うので、パッケージのようなものはなく、すべてオリジナルのオーダーメイドなんです」と羽鳥さん。
「1言うと10伝わるところ」と親子で仕事をするメリットを話す羽鳥さん。頼りになる社員の入社で「社長業に専念することができるようになった」とも話します。
今は、ネット勉強会で全国を走り回り、さまざまな人と触れ合うことで、知識の幅と人としての魅力を広げる羽鳥さんです。
株式会社ウェブアップ
住所/伊勢崎市喜多町121-2
TEL/0270-61-5950
営業時間/9:00〜18:00
定休日/土曜、日曜
事業内容/ウェブコンサルティング、デザイン制作
平成27年10月
あのお店・会社のあの人を連載で御紹介します。
今こそフロンティアスピリッツを発揮せよ!
アイマップでは連載企画として、「応援します商売人!今こそフロンティアスピリッツを発揮せよ」と称し地域の企業人・オーナーさん達をご紹介していきます。 また次の方は、ご紹介を頂くという経営者の輪方式をとらせて頂きます(笑) この企画を通じて、少しでも地域の皆さんに地元のお店や企業、そしてそこで働く人達を知って頂ければ と思っています。またそれが僅かでも売上増やビジネスチャンスに繋がれば幸です。
※ご注意:本記事は上記の日付をもとに作成しています。実際にお店等に行く方におかれましては、事前に電話等で確認してからお出かけ下さい。記事と情報が異なる場合、imapは一切責任を負いませんのでご了承下さい。(記事と情報が異なる場合もありますので ご了承下さい。)