経営者の輪Vol.182 エイザワ設備の代表「永沢 淳さん」(伊勢崎市見塚町)

Vol.182 エイザワ設備の「永沢 淳さん」の巻

今回「経営者の輪」にご登場いただくのは、エイザワ設備の代表「永沢 淳さん」です。

プロフィール

「エイザワ設備」の代表・永沢淳さんに、現職に至るまでの経緯と、永沢さんならではの「営業スタイル」についてお話いただきました。

 

<プロフィール>

永沢 淳(えいざわ・あつし)さん
生年月日:昭和48年8月16日
伊勢崎市出身
伊勢崎市在住

長身を生かしてバスケットに夢中

身長186cmの永沢さん。
「YEGの中で一番大きいかも」というほどの長身です。

 

その恵まれた身体を生かして、永沢さんは、伊勢崎四中時代から本庄北高校、上武大学とバスケットボール一色の学生時代を送っていたそうです。

 

バスケットボールの面白さを
「練習の積み重ねが、そのまま得点の積み重ねになること」と話す永沢さん。

 

バスケットの場合、似通った実力同士のチームの対決以外では
番狂わせ
逆転サヨナラ
というまさかの展開は、ほぼ有り得ないのだとか。

 

「やればやっただけの成果が出る、それがバスケットの魅力です」永沢さんは笑顔でそう話します。

 

逆につらいのは、運動量が多い点。練習でも試合でも、走りっぱなし。ストップ&ゴーが繰り返されるバスケットは体力、持久力に加え、瞬発力も要求されます。
そんな過酷なスポーツですが、永沢さんは仲間に恵まれ、バスケットを続けました。

 

「実業団に入れれば…、とも思いました。夢でしたけど」永沢さんは、当時を思い出して懐かしそうにそう話します。

 

大学卒業後、前橋にある住宅設備用品を扱う会社に入社。ところが、赴任地は遠い山形県だったのです。

山形~東京での勤務を経て伊勢崎へ

「雪深い山形で、あちこちに車をぶつけながら営業をしていました」と照れ臭そうに話す永沢さん。
2年ほど勤めて伊勢崎に戻り、警備会社に再就職。

 

ところが赴任地は東京。
またまた群馬を離れた暮らしが始まりました。
そこでは、警備に加えて営業もしていたそうです。
山形と東京での営業経験が、のちの永沢さんを特徴づける大きな鍵になるのですが、そのようなことになるとは、当時は考えも及びませんでした。

 

順調に働き始めた永沢さんですが、のちにその会社の勤務地は都内だけで、群馬に帰ることはできないということが判明したのです。
当時20代の永沢さん。目黒ガーデンヒルズなど、当時人気のスポットで勤務し、新しいもの、オシャレなものなど、多くの刺激が受けられる都内に魅力を感じていましたが、その一方で
「東京は長く生活をする場ではない」
とも感じていたそうです。

 

伊勢崎で勤めを探そう、と考えた永沢さんは、水道設備会社に勤めていたお友達に相談。その会社の社長のつてで、同じ水道設備会社を営む経営者の元で働けることになりました。

 

働き始めて間もなく、永沢さんは心に決めました。
「10年で独立しよう」。

営業経験で養われた「エイザワ設備らしさ」

独立を夢見て永沢さんは、仕事に励みます。
水道設備の仕事は、幅が広いのが特徴。身近なところでは、住宅の水道の蛇口や給排水設備。それより先、なかなか一般の人が目にしづらい配管や水道管敷設も水道施設会社の仕事です。
水道の配給先も、一般住宅、ビル、店舗などさまざま。新築もあれば、リフォームもあり、メンテナンスもあります。
複雑な仕事もひとつひとつ身につけていきました。

 

頑張って仕事を続けるにつれ、従業員も増えてきました。
自分が去ったあとも、ちゃんと会社が会社として成り立つように、と考えていた永沢さんは、後身の指導も精力的に行いました。

 

そして予定より1年ほど早く独立を果たしたのです。

 

「独立したのは良いのですが、そこではたと困ってしまいました」と永沢さん。

技術は身につけていましたが、金額的なこと-見積もりをどう出したらよいのか-がさっぱり分からなかったのだそうです。
「そこで今までお世話になっていた会社に手伝いとして再び通わせてもらったんです」(永沢さん)。

 

社長の取り計らいで、新築の住まい1軒まるごと任せてもらったり、見積もりを作ってチェックしてもらったりして、自分のスタイルを築き上げていきました。

 

こうしてエイザワ設備としての仕事も少しずつ動き始め、昨年は、事務所を馬見塚町に移転。9月には仕事のパートナーとなる新しい車も仲間入りしました。

 

エイザワ設備の一番の特徴は、分かりやすい説明。
「お客さまが分かりやすいように話そうということを意識しながら説明をさせてもらっています。これは、営業職を経験したことで、身に付いたことだと思います」と話します。

 

永沢さんの人を思いやる優しい気持ちに、経験が重なったことで、エイザワ設備最強の武器ができあがりました。

 

夢は公共工事を手掛けること。
「公共工事ができるということは、会社も完成形に近いということの表れだと思うんです」と永沢さん。
「設備も、人も、技術レベルも、信頼も、すべてそろわないと、なかなか公共の仕事はできないと思います。逆に公共の仕事ができるということは、それらが整っているということ。そのレベルまでいくのが当面の目標」と笑顔を見せます。

 

そんな永沢さんの息抜きは、バスケット。
卒業後は、バスケットからは遠ざかっていましたが、2年前にチームに入り再びボールを手にしました。
「まるで運動会のときのお父さん」。
久しぶりにバスケットに興じた自分をこう表現する永沢さん。
それでも「楽しい」と白い歯をのぞかせます。

 

オフの日はバスケットで英気を養い、月曜からは再び目標に向かってダッシュを切る永沢さんです。

企業情報

エイザワ設備

住所/伊勢崎市馬見塚町3259-6
TEL/0270-31-1756
営業時間/8:00~18:00
定休日/日曜
事業内容/水回りのことなら何でも!
蛇口の交換、流し台・洗面台・トイレの交換、蛇口等・水漏れの修理、トイレ・排水管のつまりの修理、井戸ポンプ・エコキュート・合併浄化槽・太陽熱・ガスコンロ・交換取付、トイレ・ユニットバス・キッチンのリフォーム、各種設備工事全般


平成27年9月

 

応援します商売人!
今こそフロンティアスピリッツを発揮せよ!

あのお店・会社のあの人を連載で御紹介します。
アイマップでは連載企画として、「応援します商売人!今こそフロンティアスピリッツを発揮せよ」と称し地域の企業人・オーナーさん達をご紹介していきます。 また次の方は、ご紹介を頂くという経営者の輪方式をとらせて頂きます(笑) この企画を通じて、少しでも地域の皆さんに地元のお店や企業、そしてそこで働く人達を知って頂ければ と思っています。またそれが僅かでも売上増やビジネスチャンスに繋がれば幸です。

ご注意:本記事は上記の日付をもとに作成しています。実際にお店等に行く方におかれましては、事前に電話等で確認してからお出かけ下さい。記事と情報が異なる場合、imapは一切責任を負いませんのでご了承下さい。(記事と情報が異なる場合もありますので ご了承下さい。)


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