今回「経営者の輪」にご登場いただくのは、ラーメン桐生 伊勢崎店の石坂雄治さんです。
石坂雄治(いしざかゆうじ)さん。昭和49年12月25日生まれ。 伊勢崎市立南小学校、第一中学校卒業。 新伊勢崎駅正面の人気店「ラーメン桐生」の店主さんが、今回ご登場いただく石坂雄治さんです。高校で自動車整備を学び‘車一色’だった日々から、今では群馬の人気ラーメン店の店主さんへ転身された石坂さん。どんなお話が聞けるでしょうか。
早くから車に興味を持ち、高校は足利工業大学附属高校の自動車科に入学。3年間徹底的に整備技術を学びます。当時は当然のように「将来は自動車関連の仕事に就くんだろうな〜」と思っていたそう。その予想通り、卒業後は高崎の自動車整備の仕事に就き、その後、転職した会社も車のディーラー・・と、まさに車まっしぐらの生活を送られていた石坂さん。 そんな毎日の中、他の世界も見てみたい・・・そんな思いから夜間アルバイトをはじめます。そのアルバイト先が、その後、暖簾分け(のれんわけ)し独立することとなる「ラーメン桐生」さんでした。 この出会いが、自分の人生を180度変えようとは当時は考えもしなかったというのも当然でしょう。そのくらい、自分のいた世界とは間逆の世界だった・・と振り返ります。
当時、石坂さんが働いていた笠懸の「ラーメン桐生」さんは、昭和46年創業の「ラーメン桐生」の発祥の店です。当時から大変な人気店で、連日開店前から長蛇の列ができていたほど。その様子を目の当たりにして、「こんなに待ってくれる人がいるなんて、すげ〜なあ。」と、とにかく驚きだったそうです。そして、この畑違いの仕事に「こんな世界もあったのか」とまさに目からウロコ。面白さと、やりがいの大きさに夢中で働く日々が続きます。そうはいっても、包丁もまともに使えなかった石坂さん。連日押し寄せるお客様をさばいたり、どんぶりを洗いが続きました。黙々と働く姿に、次第にフロアだけでなく、調理場の仕事も関われるようになり、ますますこの仕事の面白さに引き込まれていくことになります。 「独立までの修行時代は厳しかったですか?」と尋ねると、「私の直接の師匠は自分の義兄なんです。(実は、石坂さんはラーメン桐生の娘さんとご結婚されたのです)年も近いですし、怖くて近寄りがたい師匠というよりは、どんどん技術を教えてくれる優しく頼れる師匠という感じでした。自分はとても恵まれていたと思います。」という答えが返ってきました。そして、車の仕事からラーメン店への転身にも、もはや迷いはなかったようです。
今や東毛地区を代表する老舗のラーメン屋と親しまれている「ラーメン桐生(3店舗あり)」さん。人気の秘密は中国本場仕込みの秘伝のスープとこだわりの自家製麺。そして伊勢崎店の8割が男性というだけあって、とにかくボリュームがすごいです。どんぶりの大きさと具の多さに驚かされますよ。 最後に、今後の展望を尋ねると、「店舗を増やすとか、大きくするとかは考えていません。自分が納得した味だけをお客様に食べていただきたい。人にまかせたりはできません。それくらいラーメンは手間がかかるものなんです」とキッパリ。繁盛しながらも浮ついた感じがない、お客様を第一に考える真面目さが印象的でした。 お店は、昼は11:30から夜中24:00まで営業しています。そして駅前でありながら、駐車場も15台はOK。石坂さんのこだわりの味を食べに是非足を運んでみてください。
ラーメン桐生 伊勢崎店 ◆住所:群馬県伊勢崎市中央町22-5中央ビル1F ◆電話:0270-23-3566 ◆営業時間:11:30〜14:00 (土日祭日の昼は14:30まで) 17:00〜24:00(LO23:30) ◆定休日:月曜日 ◆アクセス:こちらをご覧下さい
あのお店・会社のあの人を連載で御紹介します。
今こそフロンティアスピリッツを発揮せよ!
アイマップでは連載企画として、「応援します商売人!今こそフロンティアスピリッツを発揮せよ」と称し地域の企業人・オーナーさん達をご紹介していきます。 また次の方は、ご紹介を頂くという経営者の輪方式をとらせて頂きます(笑) この企画を通じて、少しでも地域の皆さんに地元のお店や企業、そしてそこで働く人達を知って頂ければ と思っています。またそれが僅かでも売上増やビジネスチャンスに繋がれば幸です。
※ご注意:本記事は上記の日付をもとに作成しています。実際にお店等に行く方におかれましては、事前に電話等で確認してからお出かけ下さい。記事と情報が異なる場合、imapは一切責任を負いませんのでご了承下さい。(記事と情報が異なる場合もありますので ご了承下さい。)