玉砂利の石畳をぬけ、玄関で靴を脱ぎ、小さな中庭風の景色を横目に細い廊下を進みます。・・・なかなかの演出です。射し込んでくる光をあえて抑えているような造りの店内はシックで落ち着いた和の佇まい。店内に流れるジャズの音楽も、その雰囲気に不思議と調和していて心癒されます。
さて、こちらのランチタイムは、手打ち蕎麦に小鉢2品(この日は‘卵焼きと小松菜のおひたし’でした)、天婦羅(海老・野菜)がセットになった「昼の膳(¥1000)」が人気です。楓さんの蕎麦は、噛むほどに蕎麦の香りが鼻にぬけて実に美味!コシがあり歯ごたえの良いとっても美しい細打ちのお蕎麦です。
水や粉の温度など、一日のうちで最も状態のよい早朝に打ったお蕎麦だけを売り切るという楓さん。途中打ちはしないので、お店は蕎麦がなくなり次第早じまいすることもあるそう。夜は予約をしたほうが良さそうです。(前日午後2時までに予約を)
住宅街に隠れるように佇むお蕎麦屋さん…というと、気位の高い店と思われがちですが、店主のご夫妻(お若いご夫妻です!)はいたって自然体。「少しずつお店を知ってもらうことからはじめ、あっというまに5年目を迎えました。」と奥様も控えめです。外の景色に目をやりながら、美味しいお蕎麦をゆっくりいただく。そんな贅沢な時間を「楓」さんで過ごしてみてください。
「楓」
◆住所:群馬県伊勢崎市太田町617−1
◆電話:0270-21-2633
2008年5月 imap取材
アイマップランチ特集
※ご注意:本記事は上記の日付をもとに作成しています。実際にお店等に行く方におかれましては、事前に電話等で確認してからお出かけ下さい。記事と情報が異なる場合、imapは一切責任を負いませんのでご了承下さい。(記事と情報が異なる場合もありますので ご了承下さい。)