桐生県道沿いのカインズホームにほど近く、ペパーミントブルーの一軒家が通る人の目を引く「木もれ陽」さん。洋館風の建物は、こんもりとした緑と花々に囲まれ訪れる人を歓迎してくれているみたい。友人にもこちらのお店のファンが多いし、料理のクチコミも聞いていたのでとっても楽しみ♪です。

さて、お待ちかねのランチ（週替わり）は２種類。この日はＡセット：発芽玄米おかゆ・春野菜と豚肉のテリーヌ風。Ｂセット：生姜焼き。（どちらもドリンク付１０００円。プラス３５０円でデザート付）記者は、一目で「手が込んでいる！！」とうなってしまったＡセットをいただきました。

色とりどりの野菜と豚肉を旬の春キャベツで包んだテリーヌ風は、彩りの美しさとみずみずしい野菜のシャキシャキ感がたまらない絶品♪ファンが多いという名物のおかゆは、あんかけに大根おろしがアクセントになっていて、お餅のような食感です。ひき肉の中華風茶碗蒸し、パスタ＆グリーンサラダ、お豆腐とゆばの盛り合わせ、かぶの胡麻和え・・とバランスのとれたメニューが丁寧に作られていました。

「安全でおいしいものを提供したい。手は抜けませんね」と話すオーナー高野さんの、工夫を凝らしたメニューと料理にたいする誠実さが、１９年という長きに渡ってお客様・・それも厳しい目を持つ主婦層に支持されてきた所以かもしれません。取材日もランチのピークは過ぎているにもかかわらず、若い主婦からシルバー世代まで次々に女性客がやってきます。

栗ごはん、新茶のごはん、とうもろこしのごはん・・と、季節感いっぱいのメニューや、季節の果物をふんだんに使ったパフェも毎年楽しみにしているファンが多いそうです。また、最近お客様の要望にこたえて、お店で料理教室も始めたんですって。（詳細はお問い合わせを！）
お料理上手の友人の家に招かれたような安心感と満足感で、また訪れたくなる・・そんな素敵なお店でした。