北関東自動車道と上武道路が交差するポイントから少し西、いせさき聖苑に隣接した高台にある公園が、今回ご紹介する『赤城見台公園』です。 最寄りのいせさきしコミュニティバス「あおぞら」のバス停は?波志江・赤堀・あずま連絡バスの『いせさき聖苑』、バス停はいせさき聖苑の西側の道路沿いにあり、『赤城見台公園』最寄りの入口までは徒歩1分弱の距離になります。 『赤城見台公園』は、名前こそ公園を名乗っているものの、伊勢崎市の公園一覧には掲載されていないという珍しい公園のひとつですが、公園というよりも、いせさき聖苑の施設のうちのひとつというイメージの方が近いかもしれません。
こちらの公園には、現在は使用されていませんがテニスコートやゲートボールなどのスポーツができるスペース、サッカーなども楽しめるような芝生の多目的広場、あずまや、砂場や遊具のある休憩広場、雑木林の中には『疣薬師とカヤの大木』があり、この公園の特長のひとつともなっている「蟹沼東古墳群」の古墳の一部が保存されている古墳広場があります。 以前は、多目的広場前に風車の展望台があったそうですが、現在はそれに代わるものは特に設置されていません。 公園内の地面はほとんどが芝生になっていて、舗装された遊歩道もあるので、どんぐりがゴロゴロと転がっている時期を除けば(笑)、お子さんやご年配の方も歩きやすく、ところどころにベンチなどもあり、お散歩に訪れるにも便利です♪
そして、夏場は視界がほとんど緑になるという風景ですが(笑)、公園内には多くの木が植えられ、季節によって様々な色合いの風景を見せてくれるので自然観察にもピッタリ、名札の付いた木が多いのも嬉しいポイントになっています。 公園と言ったら…の遊具はブランコとすべり台のみ、あとは謎に広い砂場があるだけなので、お子さんが遊ぶ場合には、ちょっとした遊び道具があるといいかもしれません。 いせさきの夏の暑さの中では、この砂場が水遊びできる噴水とかだったらいいのになぁ…なんて思ったりもしちゃいますが(笑)、芝生広場や木陰はあるものの大変陽当たりがいい立地なので、こちらで遊ぶ際には、日焼け対策は必須ですよ。
『赤城見台公園』では、蟹沼東古墳群の一部として保存されている古墳が10基あり、説明によると、太刀、馬具、装飾品等の遺物も多く出土し、6世紀後半から7世紀前半頃に造られたものと推定されるのだそう。 この辺りには古墳が多くあり、いせさき聖苑の東にも地蔵山古墳や達磨山古墳、八日薬師古墳などもあるので、興味のある方は『赤城見台公園』の古墳群と併せて巡るのもいいかもしれませんね。 『赤城見台公園』よりもいせさき聖苑の方が知られていることもあり、イメージ的に用事がないと訪れにくいかもしれませんが、古墳以外にも春には桜、夏は豊富な緑、秋には紅葉…と、季節を感じられる風景の穴場なので、近くにお越しの際にはちょいと立ち寄って、散策を楽しんでみてはいかがでしょうか☆
『赤城見台公園』 伊勢崎市波志江町(いせさき聖苑隣り) 『いきさき、いせさき』記事は随時追加となりますので、これからも引き続きご贔屓のほど、よろしくお願いいたします! 取材:2024年6月 Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究員
Co-ラボisesakiでは、“「アナタの楽しい」を「ミンナの楽しい」に!”をキーワードに、様々な思い(研究)を、同じ思いを持った皆さん(研究員)と共に、共有すること(研究室)で形にしていくお手伝いをしています。 その中のひとつ、「Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究室」では、普段あまり気に留めないようなニッチなポイントからも伊勢崎のまちの魅力を研究し、『いきさき、いせさき』として発信しています。 ※ご注意:本記事は上記の日付をもとに作成しています。実際の内容等について取材後に変更されている場合もありますので、お出かけ前に最新情報をご確認いただくことをおすすめします。また、記事と情報が異なる場合、imapは一切責任を負いませんのでご了承下さい。(記事と情報が異なる場合もありますので ご了承下さい。)
伊勢崎まちなか探訪研究室『いきさき、いせさき』