いせさきふらっと観光 『新橋』
伊勢崎銘仙柄の路面が広瀬川に架かる反物のような橋への旅
今回のいせさきふらっと観光は、三光町と若葉町に架かる広瀬川の歩道橋『新橋』をご紹介したいと思います♪
伊勢崎を東西に走る前橋・館林線の広瀬川に架かる「新開橋」。
そこから約100mほど下流側の若葉町のサイクリングロードのある堤防と、「あじさいの散歩道」と呼ばれる緑歩道上を繋ぐように架けられた幅4.8mのちょっと小さな橋が『新橋』です。
架設年次は昭和56年、構造形式は鋼橋(こうきょう)で、橋の長さは87.7mとなっています。
歴史資産も多く残るこの地域ですが、『新橋』の左岸側に繋がる通りは「伊勢の前(さき)通り」と呼ばれており、その由来は、赤石城を攻略した由良成繁が伊勢神宮へ土地の一部を寄進し、赤石城内に伊勢宮を勧請、現在の三光町の三光公園のあたりに伊勢宮があり、その前の道であったことから「伊勢の前通り」と呼ばれるようになったといわれています。
そしてこの「伊勢の前」が「伊勢崎」の由来となっている…というのは、いせさきの皆さまにはもう、おなじみですね(^^)
お天気の良い日には、この辺りからは広瀬川の流れと共に、上流側方面には裾野の長さを感じられる赤城山の姿を、下流側方面には秩父などの遠くの山々の姿を見ることができ、時間がある時には立ち止まって景色を眺めるにもうってつけのスポットです♪
車では通ることのできないこの『新橋』、歴史スポットを巡るまち歩きのコースに入れて、広瀬川に架かる大きな伊勢崎銘仙の反物をイメージしながら、ゆったりと歩いてみてはいかがでしょうか。
『新橋』 伊勢崎市三光町・若葉町(前橋館林線・新開橋南側)
取材:2023年5月 Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究員
『いせさきふらっと観光』 from Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究室
Co-ラボisesakiでは、“「アナタの楽しい」を「ミンナの楽しい」に!”をキーワードに、様々な思い(研究)を、同じ思いを持った皆さん(研究員)と共に、共有すること(研究室)で形にしていくお手伝いをしています。
その中のひとつ、「Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究室」では、伊勢崎のまちの魅力を研究し、より多くの方に訪れていただけるよう発信しています。
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