群馬の交通の要所で、昼夜を問わず多くの車が走る上武道路。 いせさきしコミュニティバス「あおぞら」の最寄りのバス停は上矢島コミュニティセンター前の?あずま・境連絡バス『上矢島バス停』で、徒歩約7分の距離にあります。 『境上武公園』の周辺には大きな工場が集まり、徒歩15分ほどの場所には伊勢崎市境総合文化センターや国道354号線(境バイパス)もあり、繁華街からは離れているものの、車を使っての様々な方面へのアクセスがとても便利な地域♪ 公園の面積の大半は野球場とテニスコートのスポーツ施設で、公園らしさを感じられる部分はほんのわずかになりますが、周りをぐるっと適度な間隔の植栽で囲まれ、大きな木が植えられた足元には舗装された遊歩道、視界に入る電柱や電線が少ないことで実際の面積よりも広々と感じられます。
その上武道路沿いにある伊勢崎を代表する工業団地のひとつ「境上武工業団地」の一画にある、野球場とテニスコートを備える緑豊かな公園が、今回ご紹介する『境上武公園』。
遊具や子どもウケしそうな要素は少なく、子ども達がエンジョイしに来る公園というより、地域の方の交流やお散歩コース、テニスや野球で訪れた時にお子さんを遊ばせたり…といった利用が想像されますが、この『境上武公園』でとにかく目を引くのが、レトロポップな雰囲気の動物モニュメント型すべり台の“たのしい象”! この“たのしい象”すべり台は保育園などの施設では見かけることもあるようですが、伊勢崎市内でこうして公園に設置されているケースは珍しいかも? すべり台の見た目も可愛いけれど、サイズもとても可愛くて(笑)、階段の幅は30cmくらい、小さなお子さんしか遊ぶことができない、ほのぼの仕様となっています♪
他に設置されている遊具はブランコのみ、それ以外の設備としては、パーゴラとベンチ、トイレと水道というシンプルさ。 でも、大きな道路がすぐ近くを通り、工業団地の中にありながらもそんな雰囲気はあまり感じず、そして、この公園っぽいエリアの狭さもあまり感じず(笑)、ここをゆったりぐるっと歩くだけでもちょっとした充足を得られるような、そんなスポットです。 近くにお出掛けの際には、小さなスペースで小さな秋を探しに、ちょこっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか☆
『境上武公園』 伊勢崎市境上矢島(境上武工業団地内) 『いきさき、いせさき』バックナンバー・最新記事は随時追加となりますので、これからも引き続きご贔屓のほど、よろしくお願いいたします! 取材:2022年8月 Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究員