5分も歩けばもう太田市…という、境女塚町の住宅地にある可愛らしい雰囲気の名前の公園が、今回ご紹介する『境熊の前公園』。

　こちらの『境熊の前公園』は令和3年2月に追加されたあおぞらバスの新路線上にあり、『境熊の前公園』前の道路には⑪-2境南巡回バスの「くまの前公園」バス停が設置され、近隣の方は今までよりあおぞらバスが利用しやすく、より身近な交通手段となったのではないでしょうか。

　『境熊の前公園』の名前は、公園近くに境熊野前市営住宅などもあり、また同じく近くにある米岡神社は、合祀前は熊野神社で「おくまんさま」と呼ばれていたというお話もあるので、神社があったことや古い地名などから由来してるのかな？と推測してますが、小さなお子さんには、動物の名前が入っていることで親しみやすくなっているかもしれませんね♪

　公園は周りを住宅に囲まれ、西側に遊具エリア、東西を真ん中で仕切るかのように大きな木々が育ち、東側はグラウンド、駐車場は設けられておらず、周辺にお住いの方々が日課のお散歩や運動をしたり、学校が終わった子供たちが集まって遊んだり…の“地域密着型の公園”といった感じで、生活感が程よくある静かで穏やかなスポットです。

　出来立ての公園ではないので、設置されている遊具に目新しさはありませんが、コンパクトタイプのコンビネーション遊具、うしさんのスプリング遊具、ブランコ、滑り台と基本的なものに加え、お砂場には働くくるま大好きキッズは猛ダッシュしそうな「ショベルカーの遊具」というちょっと珍しいものも(^^)

　「熊の前公園っていうのだから、くまさんの遊具とかあるのかな？」という筆者の安直な想像は完全に裏切られましたが(笑)、あちこちの公園を歩く中でもショベルカーの遊具は初めての遭遇で、興味津々で試してみましたが、左右のレバーを操って砂をすくう動作は大人でも軽い筋トレになりそうな重みがあり、その操作も脳トレに役立ちそう(笑)

　『境熊の前公園』から近くの熊野橋を渡ると太田市世良田の歴史公園までも徒歩でも15分程度なので、伊勢崎市内から太田市エリアへの自転車散策の休憩ポイントなどにチェックしておくのもいいかもしれませんね。

　2月のあおぞらバスの改正では、路線の変更のみでなく新型車両の導入も行われたので、時には日常のおでかけを、バスに乗って体験してみるのはいかがでしょうか(^^)

『境熊の前公園』　伊勢崎市境女塚町（米岡神社北徒歩3分）

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取材：2021年3月　Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究員