今年はレジャーや観光を控え、近場へのお出掛けで新しい発見を楽しんでいらっしゃる方も多いことでしょう(^^) 今回の『いせさきふらっと観光』では、地元で楽しめるスポットとして、昨年8月に発行されたアイマッププレスvol.19『令和時代に残したい 伊勢崎ノスタルジック』に掲載した「両毛線のレンガアーチ橋」を再編集して、改めてご紹介したいと思います。
伊勢崎市に現存する4つのレンガアーチ橋は、両毛線の開業に合わせ、明治22年(1889年)に造られた県内最古の鉄道橋です。 アーチ部分以外はイギリス積みと呼ばれる積み方で、安堀町内の地蔵堂川橋梁、平釜川橋梁、上植木本町内の第一下植木橋梁は、今も現役で活躍しています。 太田町の三郷用水橋梁は線路の高架化により鉄道橋としての役目は終えましたが、現在は市道となり、その上を渡ることができるようになっていますが、道路上からはレンガアーチ橋であることはちょっとわかりにくいかも…
?地蔵堂川橋梁 ?平釜川橋梁 ?三郷用水橋梁 ?第一下植木橋梁 『両毛線のレンガアーチ橋』 伊勢崎市安堀町・太田町・上植木本町 取材:Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究員
安堀町内を流れる用水路の地蔵堂川橋梁は、ちょっと通っただけではわからないくらい小さくて目立ちませんが、今も現役で鉄道の往来を支えています。
伊勢崎大胡線と両毛線の陸橋が交差する位置(おおみか歯科医院様前)から西に直線距離で約800m、白いフェンスのある場所が目印となります。
安堀町内の平釜川橋梁は、おおみか歯科医院様前より西に直線距離で約350m、住宅が建ち並ぶエリアの道路に沿って流れる平釜川にあります。
こちらは比較的大きくわかりやすい場所にあるので、初めて見に行く方でも見逃すことは少ないでしょう。
伊勢崎に現存するレンガアーチ橋で唯一、市道となっているのが太田町の三郷用水橋梁。
伊勢崎駅から西に直線距離で約500m、三郷用水橋梁の上からではレンガアーチ橋であることがわかりにくいので、ちょっと離れた場所から、両毛線の高架と一緒に見るのがオススメですよ。
上植木本町の伊勢崎市立殖蓮小学校前から東に直線距離で約180m、男井戸川に架かっているのが第一下植木橋梁です。
男井戸川は男井戸川調整池ビオトープを通る小さな川で、第一下植木橋梁はその調整池の出口あたりに位置しています。
線路の南側から見るのがわかりやすいですが、線路北側の男井戸川調整池ビオトープから見るとまた違う雰囲気なので、ぜひ南北両方向からご覧くださいね♪