Co-ラボisesaki 伊勢崎まちなか探訪研究室『いきさき、いせさき』【バス停編・38か所目】田中島町『猫ヶ谷戸公園』
“研究員がちょっと気になるもの”を紹介する、伊勢崎まちな か探訪研究室『いきさき、いせさき』
伊勢崎市内には、いわゆる“公園”と名の付く場所は、都市公園とそれ以外の公園合わせて236箇所、児童遊園と呼ばれる遊び場まで含めると、全部で257箇所もあるのだとか。
その中にはもちろん、バーベキューやキャンプができたり、たくさん遊具があったり、スポーツや自然散策も楽しめるような広~い公園も多くありますが、住宅地の一画に、木が植えられているだけのような小さな規模の公園も、それ以上に多く存在しています。
今回の『いきさき、いせさき』でご紹介するのは、後者のタイプの小さなちいさな公園、田中島町の『猫ヶ谷戸公園』です 。
田中町のJA佐波伊勢崎「ファーマーズマーケット からか~ぜ」さんから東に約300m、徒歩5分程度のところにあり、いせさきしコミュニティバスあおぞらの「⑦伊勢崎駅南巡回バス」西部中央公園バス停から徒歩8分程度、近くには小中学校もある閑静な住宅街の端っこに位置しています。
この『猫ヶ谷戸公園』、道路に面していますが、大きな遊具などがなく、気を付けていないと見逃してしまうほどのコンパクトさ!
動物好きな筆者は、その名前から「猫の遊具でもあるのかしら?」「それとも猫が集まる公園なのかしら?」と、完全に動物の猫のイメージでわくわくしてお出かけしてみたのですが、0.07haという敷地面積の現地は、どう考えても「猫の額ほどの広さ」という表現がぴったり、しかも猫の子一匹いない閑散さ(笑)
公園内にあるのは、正方形ベンチ、汽車のベンチ、動物のベンチ(コアラ・犬・ラッコ)と大小の植栽のみというシンプルさで、駐車場やトイレ、水道などはなく、ご近所さんの憩いの場やお散歩中の休憩、小さなお子さんのちょっとした公園遊びに…といった用途向きの公園なのでしょう。
ベンチの劣化に若干のホラー感が出ているのがちょっと気になりますが(笑)、歩く部分にはブロックが敷かれ、地面が濡れている時や草が生い茂る時期にも歩きやすいのは嬉しいですね♪
取材に訪れた時の気温は32℃となかなかの暑さでしたが、面積の割に木陰が多いからなのか、風の通りがいいからなのか、『猫ヶ谷戸公園』はそれほど厳しい暑さもジメジメした感じもなく、木陰に入るとすぐ目の前の道路を車が走っていくのが不思議に思えるほどの爽やかさがありました。
可愛い名前と可愛い広さの『猫ヶ谷戸公園』、猫にちなんだものも猫会議も何もなかったけれど(笑)、猫好きさんはその名前だけでも訪れてみたくなる公園かもしれませんね♪
体を動かすにも快適なこの季節、普段より長めのウォーキングやサイクリングを楽しみながら、リフレッシュに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
『猫ヶ谷戸公園』 伊勢崎市田中島町941
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取材:2018年8月 Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究員
伊勢崎まちなか探訪研究室『いきさき、いせさき』
Co-ラボisesakiでは、“「アナタの楽しい」を「ミンナの楽しい」に!”をキーワードに、様々な思い(研究)を、同じ思いを持った皆さん(研究員)と共に、共有すること(研究室)で形にしていくお手伝いをしています。
その中のひとつ、「Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究室」では、普段あまり気に留めないようなニッチなポイントからも伊勢崎のまちの魅力を研究し、『いきさき、いせさき』として発信しています。
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