桜の時期も過ぎたと思ったら、街はあっという間に緑溢れる景色に変わっていましたね(^^) そんな日々変わる風景の彩りの中に、芳しいバラの花の香りを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか? 今回『いきさき、いせさき』でご紹介するのは、入園無料で楽しめるバラ園もある『玉村町北部公園』です♪ 『玉村町北部公園』は、玉村町老人福祉センター、クリーンセンター、リサイクルセンターが集まるエリアに隣接し、サッカー場のある「スポーツゾーン」、キッズ大興奮の噴水や芝生の丘、遊具などのある「広場と遊びのゾーン」、バラ園や池、四季折々の自然の景色が楽しめる「自然とやすらぎのゾーン」の3つのテーマを持つゾーン設定がなされ、広々とした公園全体を散策するだけでなく、その時の目的に合わせてコンパクトに楽しむにも便利な公園です☆
サッカー場は通常は開放されていないので、今回の記事では省かせていただくとして、公園の南側から訪れた時にまず目に入るのが、「広場と遊びのゾーン」の芝生の丘の上にある大きくてカラフルなお城のようなコンビネーション遊具! 最近は、大きめの公園ならばコンビネーション遊具が設置されていても珍しくないですが、これほど大きなタイプのものが設置されている公園は意外に多くはないかもしれません。 取材に訪れた時は平日の午後でしたが、時間を追うにつれて「広場と遊びのゾーン」に集うキッズの人数は増え、あまりの賑やかさに休日かと思ってしまったほど(笑) 元気キッズの声を背に、「自然とやすらぎのゾーン」にあるバラ園に行ってみたものの取材時は4月の終わり…バラはわずかしか咲いていませんでしたが、様々な品種が植えられたバラ園は丁寧にお手入れされており、花は咲いていなくてもとても素敵な雰囲気、さすが町の花がバラなだけのことはあります♪
バラ園から「紅葉の渓流」と名付けられた小川の流れる小高い丘に向かうと、そのてっぺんには「砂町遺跡」の説明板が設置されており、この辺りに奈良時代の国道(官道)の「東山道」と推定される道路や平安時代の水田などの遺構があったことが記されています。 お子さんが楽しむ場所にこうした歴史の残された場所があるというのは、難しいことも身近なこととなり、気軽に学ぶことができそうですね♪
そして、「自然とやすらぎのゾーン」の大半を占めるのは、豊かな水を湛える「修景池」。 この修景池、歩いている目線からは全体像を確認することができませんが、上から見ると玉村町の形になっているのだそうで、公園の案内図にもその形がしっかりと描かれています。 池の中には鯉が泳ぎ、カルガモは人のいる近くでも滑るように水面を泳ぎ、時には大きなカメがほとりで甲羅干ししていたり…修景池は、訪れる度にそんな生き物たちが和ませてくれることでしょう(^^) 木陰も多く、あずまやや屋根のある休憩所もあり、動き疲れても日差しを気にせずひと休みできる場所が多いのも、公園としては嬉しいポイントかも♪
ところで、「バス停編って書いてあるけど、玉村だとどうやって行くのかな?」と思った方もいらっしゃったかもしれませんね(笑) 『いきさき、いせさき』では、車を持っていなかったり運転ができない方でも、料金がわかりやすくお出かけしやすいコミ ュニティバスでのルートを中心にご案内しているのですが、「あおぞら」には伊勢崎から玉村町北部公園へ直接行けるルートがなく、途中で玉村エリアを中心に運行されている乗合タクシー「たまりん」への乗り換えが必要となります。 「あおぞら」から乗り換えできる(しやすい)たまりんのバス停は、まちかど広瀬、市民病院北口、宮子町(マルエドラッグ宮子店前)の3か所、そこから「たまりん・伊勢崎直行便」に乗り換え「老人福祉センター」で下車(まちかど広瀬バス停から約20分)すると、玉村町北部公園の駐車場前に到着〜! バスでのお出かけは不便なこともありますが、いつも車で行く場所も、空色の「あおぞら」や桃色の「たまりん」に乗ってみると、同じ景色も違って見えたり、新しい発見があるかもしれませんよ(v^ー゚) 時にはバスに乗って、ちょっとした冒険・旅行気分を味わってみませんか?
『玉村町北部公園』 玉村町大字上福島311-1 (玉村町老人福祉センタ―隣) 『いきさき、いせさき』バックナンバー・最新記事は随時追加となりますので、これからも引き続きご贔屓のほど、よろしくお願いいたします! 取材:2018年4月 Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究員
Co-ラボisesakiでは、“「アナタの楽しい」を「ミンナの楽しい」に!”をキーワードに、様々な思い(研究)を、同じ思いを持った皆さん(研究員)と共に、共有すること(研究室)で形にしていくお手伝いをしています。 その中のひとつ、「Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究室」では、普段あまり気に留めないようなニッチなポイントからも伊勢崎のまちの魅力を研究し、『いきさき、いせさき』として発信しています。 ※ご注意:本記事は上記の日付をもとに作成しています。実際の内容等について取材後に変更されている場合もありますので、お出かけ前に最新情報をご確認いただくことをおすすめします。また、記事と情報が異なる場合、imapは一切責任を負いませんのでご了承下さい。(記事と情報が異なる場合もありますので ご了承下さい。)
伊勢崎まちなか探訪研究室『いきさき、いせさき』