伊勢崎を探索していると、時々「?」と思うスポットに出会うことがあります。 『いきさき、いせさき』ではそんなスポットをご紹介しているのですが、今回も、ご存知の方には「あぁ!」と思われるような、名前だけでは「?」とちょっと気になってしまうスポット、『結婚の森』を取り上げてみたいと思います♪
『結婚の森』は曲沢町にあり、いせさきしコミュニティバス『あおぞら』の波志江・赤堀・あずま連絡バス「老人いこいの家北バス停」から徒歩約20分と、運行本数や時間に限りのあるバスでは、ちょっと気軽におでかけ…というのには、あまり向いていないスポットかもしれません(笑) この『結婚の森』は、市内の桜の名所のひとつとしても知られる早川沿いに、南北約2kmに渡って帯状に設けられた森を擁する『赤堀いこいの森公園』の南端に位置しています。 「老人いこいの家北バス停」から『結婚の森』に向かうには、途中で50号を横切る為、スロープのある歩道橋を渡りますが、緑豊かな遊歩道で森林浴したり、早川の流れを眺めながらウォーキング、夏には高原を思わせる涼やかな木陰、秋には紅葉…と、年間を通して楽しめる「ちょっと覚えておきたい自然散策エリア」なのです♪
ところで、この『結婚の森』とは、一体どのような場所なのでしょうか? その名前から、「今流行りのガーデンウェディングやアウトドアウェディングを挙げる結婚式場」、「カップルが愛を誓って南京錠をかけたり、鐘を鳴らしたりする聖地的なスポット」といったイメージを勝手に持っていましたが(笑)、実際に訪れてみたら、イメージとは全然違う方向性の公園でした(笑) 『結婚の森』エリアは、駐車場入口にある「結婚の森」と彫られたモニュメントが目印、遊歩道を歩いてみると、種類の違う木々が規則正しく並び、その根元にはどれも小さな看板が立てられているのが見えます。 樹名が書かれているのかしら?と目を凝らすと、一番上にはひとつの苗字にふたつの名前、その下には樹名が記され、さらにその下には結婚日と植栽日、名前や日付は違うものの、どの看板も同じ内容が書かれていました。
『結婚の森』って、皆さんが植えた結婚記念樹で作られた森だから、『結婚の森』だったのですね! 自治体などで結婚や出産、新築などの記念に記念樹をプレゼントしてくれるところもあるようですが、記念樹を植えたくてもお住まいの都合などで諦めざるを得ない方もいらっしゃると思うので、この『結婚の森』以外にも、こうして記念樹を植えて、みんなで育てていく森が増えていったら素敵ですね♪ たくさんのご夫婦が末永い幸せを誓って植えた記念樹のある『結婚の森』は、神社などとはまた違うパワーを持ったスポットかもしれません。 皆さんもこの公園を訪れて、森林浴でリフレッシュしながら、たくさんの愛のパワーも浴びてみてはいかがでしょうか?
『結婚の森』 伊勢崎市曲沢町703 (赤堀曲沢地区農業集落排水処理施設お隣) 『いきさき、いせさき』バックナンバー・最新記事は随時追加となりますので、これからも引き続きご贔屓のほど、よろしくお願いいたします! 取材:2017年6月 Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究員
Co-ラボisesakiでは、“「アナタの楽しい」を「ミンナの楽しい」に!”をキーワードに、様々な思い(研究)を、同じ思いを持った皆さん(研究員)と共に、共有すること(研究室)で形にしていくお手伝いをしています。 その中のひとつ、「Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究室」では、普段あまり気に留めないようなニッチなポイントからも伊勢崎のまちの魅力を研究し、『いきさき、いせさき』として発信しています。 ※ご注意:本記事は上記の日付をもとに作成しています。実際の内容等について取材後に変更されている場合もありますので、お出かけ前に最新情報をご確認いただくことをおすすめします。また、記事と情報が異なる場合、imapは一切責任を負いませんのでご了承下さい。(記事と情報が異なる場合もありますので ご了承下さい。)
伊勢崎まちなか探訪研究室『いきさき、いせさき』