今回のいせさきふらっと観光は、華蔵寺公園内でもちょっと地味だけれど、まちと自然と共存する生き物のパラダイス、『華蔵寺沼』と『水生植物園』をご紹介したいと思います。 『華蔵寺沼』というとあまり馴染みがないかもしれませんが、「ジェットコースターと急流すべりのある沼」というと、ピンとくる方も多いのではないでしょうか? 昼間はジェットコースターの絶叫でにぎわうこの沼の周辺は、運動場のある西側は林になっていることもあり、たくさんの鳥を観察することができます。
沼の中で泳ぐカルガモ、ジェットコースターの土台などには羽を休めるコサギやカワウ、林にはキジバトやツグミ、ハクセキレイ…など、比較的どこでも見かける種類ばかりで初心者でも気軽に観察できる為、遊園地や公園で遊びながら、小さなお子さまにも野鳥観察に親しんでもらえることでしょう。 華蔵寺沼の北側に位置するのは、梅雨の頃には花菖蒲などがしっとりとした風景を描き出す『水生植物園』。
春〜初夏以外の時期は少々地味なスポットですが(笑)、ベンチや東屋が設置され、季節を感じながらのんびり過ごしたり、花菖蒲が植えられる小川に設けられた遊歩道などから、水に住む生き物を観察するのも楽しめます♪
そしてこの辺りのエリアでは、“水辺の青い宝石”とも呼ばれるカワセミを見かけることもあり、小魚を捕る姿を観察できる時も…! 動きが大変素早く、姿を見せてもあっという間に見えなくなってしまったりしますが、他の鳥たちの声の中に特長のあるカワセミの声が聞こえたら、静かに根気よく待っていれば、水辺にその可愛い姿を見せてくれるかもしれませんよ♪
冬籠りしていた生き物たちも動き出し、明るい景色が広がり始めるこの季節、レジャーも楽しみながら、春の訪れに喜ぶ小鳥たちの姿に出会いに行ってみませんか? 『華蔵寺公園水生植物園』 群馬県伊勢崎市華蔵寺町1番地 取材:2017年2月 Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究員
Co-ラボisesakiでは、“「アナタの楽しい」を「ミンナの楽しい」に!”をキーワードに、様々な思い(研究)を、同じ思いを持った皆さん(研究員)と共に、共有すること(研究室)で形にしていくお手伝いをしています。 その中のひとつ、「Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究室」では、伊勢崎のまちの魅力を研究し、より多くの方に訪れていただけるよう発信しています。 ※ご注意:本記事は上記の日付をもとに作成しています。実際の内容等について取材後に変更されている場合もありますので、お出かけ前に最新情報をご確認いただくことをおすすめします。また、記事と情報が異なる場合、imapは一切責任を負いませんのでご了承下さい。(記事と情報が異なる場合もありますので ご了承下さい。)
『いせさきふらっと観光』 from Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究室