今回のいせさきふらっと観光は、今年の干支にちなんで、華蔵寺公園(運動施設を除く遊園地と公園エリア)にある鳥にちなんだスポットを巡ってみました。 伊勢崎駅から華蔵寺公園を訪れる場合は南口が最寄りとなりますが、この南口に大きな鳥居があるのをご存知の方も多いのではないでしょうか? まずは、こちらの鳥居をくぐるところからスタートしたいと思います。
鳥居からまっすぐに設けられた参道の先には、公園の山に設置された階段の上に狛犬と共に二の鳥居が見えますが、途中で遊園地の入口に続く通路へとちょっと外れると、そこには小さなクジャク舎が。 こちらはクジャクのみとなっていますが、バードドームよりも人通りが少なく、クジャクをゆっくり観察するにはピッタリのスポットとなっています♪ クジャク舎を後にして参道へ戻り、息を切らせて階段を上り、二の鳥居をくぐった先には神社…ではなく、なぜか、そこに突如現れたのは、メガネをかけた謎の人物の胸像。
この像の人物は関川勝三郎さんという県議会議長を務めたこともある伊勢崎の名士で、伊勢崎市出身のプロレスラー「ミスター・ポーゴ」のお父様なのだそうですが、この辺りにはこの他にも伊勢崎に縁のある人物の石碑などが並んでいます。 休憩ベンチなども備えられたこの『憩いの丘』と呼ばれる広場の奥には石段が築かれた山頂、そこは子ども達に大人気のグリッサンドロング滑り台のスタート地点と展望・休憩スポットになっており、清々しい空気の中、赤城をはじめとする山々や、遊園地の遊具を園内からでは見えない高さで望むことができます。
昔は、この山の辺りには神社や市内最古と言われる華蔵寺裏山古墳があったそうで、今では鳥居以外に面影を感じられないほどにイメージが変わってしまいましたが、緑豊かな、たくさんの人に愛される山であることは、ずっと変わっていないことでしょう。 ここまで来ると、山頂からロング滑り台を滑り降りたい気分になりますが、対象年齢は6〜12歳まで…とのことで、そこはガマン(笑)、歩いて公園の遊具が並ぶエリアに向かって下山すると、グリーンの大きなバードドームが見えてきます。 通常はこのドームの中に入って、間近で白鳥やインコなどを観察することが出来るのですが、取材した2017年1月の時点では、他県での鳥インフルエンザの検出を受け、当面の間ドームを閉鎖するとのことで、残念ながら中に入ることはできませんでした…
最後にご紹介する鳥にちなんだスポットは、遊園地開園時のみご利用いただけるスポットとなりますが、上越線特別急行『とき』。 以前こちらで静態保存されていた蒸気機関車『C6120号』の代わりにやってきたのがこの『とき』ですが、座席とテーブルをそのまま活かし、旅気分を味わいながら休憩できるほか、運転席に座って運転手気分を味わうこともできる人気スポットになっています♪
今回ご紹介した以外にも、水や緑の豊かな華蔵寺公園には野鳥が好んで訪れるスポットもいっぱい! 皆さんにはすでにおなじみの華蔵寺公園も、時には目線をちょっと変えて歩いてみると、新たな発見や意外な出会いがあるかもしれませんよ♪ 取材:2017年1月 Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究員
Co-ラボisesakiでは、“「アナタの楽しい」を「ミンナの楽しい」に!”をキーワードに、様々な思い(研究)を、同じ思いを持った皆さん(研究員)と共に、共有すること(研究室)で形にしていくお手伝いをしています。 その中のひとつ、「Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究室」では、伊勢崎のまちの魅力を研究し、より多くの方に訪れていただけるよう発信しています。 ※ご注意:本記事は上記の日付をもとに作成しています。実際の内容等について取材後に変更されている場合もありますので、お出かけ前に最新情報をご確認いただくことをおすすめします。また、記事と情報が異なる場合、imapは一切責任を負いませんのでご了承下さい。(記事と情報が異なる場合もありますので ご了承下さい。)
『いせさきふらっと観光』 from Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究室