ついこの間まで過ごしやすい日も多かったですが、例年より早い降雪で、冬らしさも一段と加速してきましたね! 寒くなるとおでかけも億劫になりがちですが、とっても気軽に行けちゃう歴史探訪はいかがでしょうか? 今回の『いきさき、いせさき』は、いせさきしコミュニティバス「あおぞら」の、あずま・境連絡「鶴巻古墳西」バス停から徒歩で約5分、東小保方町の『鶴巻古墳史跡公園』へおでかけしてみました♪ こちらの『鶴巻古墳史跡公園』は、この地区にその姿を残していた鶴巻古墳を保存する為に復元・整備された史跡公園となっていますが、この『鶴巻古墳史跡公園』…公園を名乗りながらも遊具や樹木や花などの公園らしいものもなく、古墳と、申し訳なさそうにベンチの設置された東屋があるのみの潔さ(笑) このように復元された古墳のみがフィーチャーされている公園は、伊勢崎市内では数少なく、ちょっと珍しい存在かも。
鶴巻古墳は6世紀末頃のもので、公園の入口から見ると円墳のような佇まいをしていますが、奥の方に向かうと円墳の一部に小さな方形の造り出しが見られ、こうした形の古墳は、「帆立貝式(帆立貝形)」と呼ばれるのだとか。 上から見たイメージをイラストにしてみましたが、円と小さい方形がつながると、たしかに帆立貝のような形に見えますね!
墳丘の下から2段目には石を積まれた横穴式石室の入口があり、中に入ることはできないものの、鉄柵から石室の中の様子を見ることができるようになっています。 石室の中は暗くてよく見えませんので、こちらを訪れて古墳を堪能する際には、懐中電灯があると便利かも。
公園の中には鶴巻古墳についての詳細が書かれた説明板が3つ設置されていて勉強になりますので、そちらのチェックもどうぞお忘れなく♪ 『いきさき、いせさき』バックナンバー・最新記事は随時追加となりますので、これからも引き続きご贔屓のほど、よろしくお願いいたします! 取材:2016年11月22日 Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究員
Co-ラボisesakiでは、“「アナタの楽しい」を「ミンナの楽しい」に!”をキーワードに、様々な思い(研究)を、同じ思いを持った皆さん(研究員)と共に、共有すること(研究室)で形にしていくお手伝いをしています。 その中のひとつ、「Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究室」では、普段あまり気に留めないようなニッチなポイントからも伊勢崎のまちの魅力を研究し、『いきさき、いせさき』として発信しています。 ※ご注意:本記事は上記の日付をもとに作成しています。実際の内容等について取材後に変更されている場合もありますので、お出かけ前に最新情報をご確認いただくことをおすすめします。また、記事と情報が異なる場合、imapは一切責任を負いませんのでご了承下さい。(記事と情報が異なる場合もありますので ご了承下さい。)
伊勢崎まちなか探訪研究室『いきさき、いせさき』