今年も恒例の『赤堀花しょうぶ園』がオープン、さっそくおじゃましてまいりました。 『赤堀花しょうぶ園』は、12世紀頃に農業用水路として工事が行われていたものの未完のままとなっていた「女堀(1983年に国指定史跡に指定)」のお堀を活用してたくさんの花しょうぶが植えられ、現在では毎年、この季節ならではの趣のある風景を見せてくれるようになりました。 園内には白からグラデーションをなして濃い紫まで、様々な色の花しょうぶが空に向かってまっすぐに伸び、まぶしい日差しを受けながら風に揺れる花びらは、緑の空の中を羽ばたく鳥のようであり、雨に濡れながらしっとりとたたずむ姿は、勝負に備えて精神修養に励む武士のような力強さを感じさせてくれます。 花しょうぶが花を咲かせているのは三日間位とのことですが、美しく咲き誇る花の中にもたくさんのつぼみが見られ、これからも毎日、新しい花々が美しい表情を見せてくれそうです。 今年の開園期間は6月24日(金)までとなっており、期間中の18日(土)と19日(日)には地元野菜や花しょうぶ苗の無料配布、お琴や和太鼓の演奏や野点、ダンスショーなどイベントが盛りだくさんの『赤堀花しょうぶ園まつり』も開催されるので、お花見がてら歴史について学んでみるのも素敵ですね! 小林一茶は「足首の埃たたいて花しょうぶ」という句を詠んでいるそうですが、こちらの『赤堀花しょうぶ園』は足首が埃まみれになるまで歩かなくても、JR伊勢崎駅からバスで気軽にお出かけできるのも魅力的! 園内の主な順路では板張りの歩道が整備されていますが、お足元の悪い場所もあるので、歩きやすい靴でのご来場をオススメいたします。
『赤堀花しょうぶ園』 伊勢崎市下触町213 赤堀花しょうぶ園まつりの詳細は、伊勢崎市HPイベントカレンダー「国指定史跡 女堀」赤堀花しょうぶ園まつりページや、「赤堀花しょうぶ園まつりチラシ(pdf)」にてご確認いただけます。 取材:2016年6月3日 Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究員
※6/18(土)と6/19(日)は伊勢崎駅北口と赤堀花しょうぶ園間の無料シャトルバスの運行あり。
Co-ラボisesakiでは、“「アナタの楽しい」を「ミンナの楽しい」に!”をキーワードに、様々な思い(研究)を、同じ思いを持った皆さん(研究員)と共に、共有すること(研究室)で形にしていくお手伝いをしています。 その中のひとつ、「Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究室」では、伊勢崎のまちの魅力を研究し、より多くの方に訪れていただけるよう発信しています。 ※ご注意:本記事は上記の日付をもとに作成しています。実際の内容等について取材後に変更されている場合もありますので、お出かけ前に最新情報をご確認いただくことをおすすめします。また、記事と情報が異なる場合、imapは一切責任を負いませんのでご了承下さい。(記事と情報が異なる場合もありますので ご了承下さい。)
『いせさきふらっと観光』 from Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究室