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Co-ラボisesaki 伊勢崎まちなか探訪研究室『いきさき、いせさき』【番外編】『伊勢崎スケートセンター』

アートとウィンタースポーツが一緒に楽しめちゃう 日本一可愛いスケートリンク!

今シーズンの冬は暖かく過ごしやすい日も多いですが、ウィンタースポーツで忘れかけた冬を楽しんでみるのはいかがでしょうか?

スキーやスノボではなかなか思いつきで気軽にという訳にはいきませんが、伊勢崎には思いつきで遊びに行けて、ウィンタースポーツだけでなく、アートまで一緒に楽しめてしまう…そんな素敵なスポットがあるのです♪

今回の『いきさき、いせさき』は、そんな楽しみの待っている『伊勢崎スケートセンター』さんにおじゃましてまいりました。

クジラのイラストが目を引く外壁デザイン
クジラのイラストが目を引く外壁デザイン

 

今井町の中西工業さんの敷地内にある『伊勢崎スケートセンター』さんは、北海道出身で冬も元気に雪遊びをして育った初代社長さんの「雪も降らず、強い空っ風で外で遊べない伊勢崎の子どもたちに、元気に遊んで欲しい、そんな場所を提供したい」との願いでオープンしてから50年(!)、子どもの頃遊びに行き、今では自分のお子さんやお孫さんと一緒に…なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

そんな歴史ある施設に県立女子大の学生さんの壁画が導入されたのは、2010年のこと。

老朽化したリンクの壁画をリニューアルしたいと思っていたところにご縁が繋がり、県立女子大の美学美術史学科の学生さんが制作してくれることに。

リンクの壁画制作から始まったこの県立女子大の学生さんとのコラボは、現在ではエントランス外壁の壁画制作やイベントのパネル、景品のデザインなど多方面に広がっているのだそうです。

お話を伺っていて、こうして若く才能あふれる学生さんの作品を展示し、たくさんの方に見てもらえる機会を設けることは、学生さんへの応援だけでなく、いせさきのまちを楽しく元気にする素敵な取り組みと感じました。

クジラの口が受付になっています♪ 
伊勢崎のイメージといったら…! 
ここはスケート場らしい風景ですね♪ 

 

伊勢崎スケートセンターさんに到着してまず目に飛び込んでくるのは、クジラや海の生き物が泳ぐ大海原のような、迫力満点のエントランスの外壁!
これはスケートを楽しむ前から、ワクワクしちゃいますね♪

クジラの口に吸い込まれるように中に入ると、通路の壁には伊勢崎をイメージしたシルエットで観覧車やジェットコースター、ひまわりの花などがデザインされており、反対側の貸靴コーナーがなければ、ここがスケート場だということを忘れてしまいそうなほど(笑)

 

貸靴コーナー側の壁に並んだクイズイベントのパネルのデザインは、ゲーム画面風や可愛いイラスト入り、クールなのにちょっとお茶目だったりと、女子大生の感性らしくとってもポップ♪

このイベントの参加賞のオリジナルうまい棒も可愛いデザインで、大人にも子どもにも好評なんですって。

クロスワードパズルは全部で11問! 
このシルエットは誰かな? 
オリジナルうまい棒もこの可愛さ♪ 

 

ここまでも見どころたっぷりですが、ついにリンクの壁画との対面です!

 

リンクを前にしてまず目に飛び込んできたのは、優しく暖かな色合いで正面の壁をいっぱいに使って描かれた、たくさんの動物たち。

そして、そこへ続くように左右の壁にもたくさんの動物たちが描かれ、下に広がる氷とひんやりとした空気がなければ、まるで動物園にいるかのよう。

こんなに可愛いデザインの施されたリンクは、他では見たことありません!

 

描かれている動物の毛並も表情もリアルで、写真をコラージュしてデザインしているのかと思ったら、「ゼミの皆さんそれぞれの手描きの絵からデザインしていて、この壁の大きさを活かして実物大サイズで描かれているんですよ」とのこと。

左側は身近な動物から、ジャングルへ 
正面には迫力満点のアフリカの動物たちが待ってます! 
右側はスケート場らしく寒い場所の動物が… 

 

この壁画は滑走順路に沿って、右側はシロクマやペンギンなど、スケートセンターのイメージとリンクする寒いところに暮らす動物から始まり、陸に上がるとアジアやオーストラリアなどの動物、正面はその広さを活かしてアフリカ大陸に見立て、そこから左の壁に入るとジャングルや川辺などに暮らす動物となり、秘境から草原に景色が開けてくるとだんだんと身近に見かける動物が顔を出してくると、風景も私たちが住む街の中へと変わっていきます。

今回は取材のため他のお客様がいらっしゃらない中で撮影させてもらっていますが、この壁画は、子どもたちがカラフルなウェアを纏い、今にも動き出しそうな動物たちと鮮やかな色合いの風景の中で元気いっぱいにスケートを楽しむことにより、ひとつの作品として完成するのでしょう。

 

スケートって、慣れないとちょっと難しそうに感じたり、体が冷えそうなイメージがあるかもしれませんが、こんな暖かな雰囲気のあるリンクなら、そんなことも気にならずに遊びに行けちゃいますね♪

竹林の中ではパンダがお食事中♪ 
馬の筋肉質な部分もしっかり再現! 
もふもふでつい触ってみたくなります 

 

伊勢崎スケートセンターさんでは料金設定もリーズナブル、利用時間の制限もないので何時間でもスケートを楽しむことができますが、休日には小学生のお子さんたちが朝から千円だけおこづかいを持って来て、入場&貸靴代で500円、残りの500円で売店で軽食やおやつを買って食べながら一日中遊んでいたりと、近くで気軽に楽しめる施設ならではの光景も見られるのだそう。

リンクサイドの休憩コーナーにはストーブも用意されていますが、窓があってリンクの様子も見える暖房室というお部屋もあり、リンクサイドで寒さに震えながらお子さんのスケートに付き添う…なんて心配もありません(笑)

伊勢崎市のスケート教室の会場にもなっているので、滑ったことのない方もそうした機会にチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。

疲れたらベンチで一休み! 
冷えたら暖房室でぬくぬく♪ 

営業時間は8時半〜20時までと長いので、休日のレジャーだけでなく、学校帰りや仕事帰りに寄ったり、朝のウォーキング代わりに体を動かしたり…と、楽しみ方は様々。

今年は3月末まで営業しているので、日本一可愛い景色のスケートリンクで、残り少ない冬の思い出を作りにいってみませんか?

 

 

【株式会社伊勢崎スケートセンター】

 伊勢崎市今井町732-1  TEL 0270-25-5460


【利用料金】

 子ども 入場料400円 貸靴100円 計500円

 中高生 入場料500円 貸靴200円 計700円

 大 人 入場料700円 貸靴300円 計1,000円

 ※貸靴は15cmから30cmまでのサイズが用意されています





『いきさき、いせさき』バックナンバー・最新記事は随時追加となりますので、来年も引き続きご贔屓のほど、よろしくお願いいたします!


取材:2016年2月5日 Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究員


画像1 

“研究員がちょっと気になるもの”を紹介する
伊勢崎まちなか探訪研究室『いきさき、いせさき』

Co-ラボisesakiでは、「アナタの楽しい」を「ミンナの楽しい」に!”をキーワードに、様々な思い(研究)を、同じ思いを持った皆さん(研究員)と共に、共有すること(研究室)で形にしていくお手伝いをしています。

その中のひとつ、「Co-ラボisesaki・伊勢崎まちなか探訪研究室」では、普段あまり気に留めないようなニッチなポイントからも伊勢崎のまちの魅力を研究し、『いきさき、いせさき』として発信しています。

 

ご注意:本記事は上記の日付をもとに作成しています。実際の内容等について取材後に変更されている場合もありますので、お出かけ前に最新情報をご確認いただくことをおすすめします。また、記事と情報が異なる場合、imapは一切責任を負いませんのでご了承下さい。(記事と情報が異なる場合もありますので ご了承下さい。)



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